社長の為のじょりじょりわかる!税理士ブログ

ややこしいことを、ややこしくなく

売上を単なる数字としてみない。そんな会計事務所になりたい、の巻

町田の税理士 高橋浩之 です。


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プロ野球選手はいい商売(?)

むかしむかしあるテレビ番組で、こんな企画が。───プロ野球選手の年棒を "ある数字" で割って、1単位あたりの金額をだす。 "ある数字" とは、打者なら年間打数、投手なら年間投球イニング数、野手なら年間守備機会です。つまり、1打席あたりの年棒、1イニングあたりの年棒、1プレーあたりの年棒を算出したというわけ。

1回打席に立つだけでホニャララ円。1イニング投げるだけでホニャララ円。1回守備しただけでホニャララ円。そんなにもらえるのね。プロ野球選手とは、まったくもっていいご商売で・・・。とこんなニュアンスが感じられました。

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それはプロ野球選手に失礼だ!

いやいやいや、それはとても失礼です。もちろん、プロ野球選手に対して。1回打席に立つ。1イニング投げる。1回打球をさばく。そのためにどれだけの時間をかけて練習し、自分を磨いてきたか。表面的なところだけみて、その裏にあるものをまったく無視している。お遊び企画だろうけど、妙に腹が立った記憶があります(プロ野球選手でもないのに)。

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*その1打席、1イニング、1守備機会。それぞれの時間は短い。でも、裏には、その何十倍、何百倍の時間をかけた自己鍛錬があるのだ!

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売上には、さまざまな要素でできているはずだ

表面的なところだけをみるのはよくないな、と思います。でも、私たち会計事務所には、表面的なところしかみえません。たとえば、売上高。売上高という数字はみえる。それはみえても、その売上をあげるために、会社がした苦労、工夫、思いはみえない・・・

みえないのはしようがないかもしれません。でも、その売上は───社長をはじめ社員のさまざまな苦労、工夫、思いによってできている! それを忘れない会計事務所になりたい。



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数ホニャララは、いくつホニャララ? の巻

町田の税理士 高橋浩之 です。


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*数ホニャララは、いくつホニャララ?

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数ホニャララは、5,6ホニャララ?

小さい頃に大人から教わったことは、年をとっても妙に覚えているものです。むかしむかし大人の人に尋ねました。「数日とか数時間の "数" ってどのくらいのことをいうの?」それに対する大人の答えは「5,6」でした。

数時間といえば5,6時間。数日といえば5,6日。わたしの中でそういう感覚ができあがった瞬間です。

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数ホニャララは、2,3ホニャララ?

そんな感覚を持ってから幾星霜。どうも周りの人との感覚にズレがあるような気がしてしようがない。人が数ホニャララというときの、数は「5,6」ではないんじゃないか。もっと少ない。具体的には「2,3」。数時間といえば2,3時間。多くの人がこの感覚で話しているような気がする!

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感覚のズレは誤解を生む

この感覚のズレは、誤解を生みます。たとえば、わたしが会社の社長に「今期の税額は数百万円です」といったとします。わたしは5,6百万円のつもり。社長は、2,3百万円のつもり。あたりまですけど、倍ほどちがう。後日、5百万円の納付書を渡すと、話がちがうじゃないかと言われてしまいます。
*これはたとえです。税額が数百万円なんて言い方はしませんよ。もっと具体的に伝えます。誤解なきよう。

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*これを称して、同床異夢、でいいのかな

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あなたの感覚では、数ホニャララは、いくつホニャララですか?



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千円単位→万円単位→百万円単位、の巻

町田の税理士 高橋浩之 です。


お客さまに会社の業績を説明するときの数字の単位。これを、どう表記するか。何円単位で表すか。ずっと悩んできました。

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今は百万円単位で説明している

千円単位→万円単位ときて、今は百万円単位としてます。つまり「2」とあれば200万円です。ただし、それではちょっと大雑把な気がします。で、10万円単位まで表示するようにしました。小数点1位まで設けて。222万円なら「2.2」というわけです。

百万円単位のメリットは、桁数がすくなく済むところ。1億円は、千円単位なら100,000。でも、百万円単位なら、100で済む。数字がたくさん出てきてウンザリ。こんなことがなくなります。

そんなメリットがある一方───たとえば、「29.3」。もちろん、それは2,930万円ですけれど、一瞬パーセント(29.3%)だとカン違いしそうになることがある。これがデメリットですかね。

数字なんだから、1の単位、つまり1円単位が一番いい。それは当たり前です。でも、会社内部の報告ならそこまで表示する必要はありません。そこで、単位をどうするかの悩みが出てくるわけです。

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紆余曲折を経て、今は百万円単位。千円単位、万円単位と同様、メリットもデメリットもあります。でも、百万円単位を続けていきたいと思っています。



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耐用年数等に関する省令には昭和の香りがする、の巻

町田の税理士 高橋浩之 です。


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耐用年数等に関する省令には昭和の香りがする

「減価償却資産の耐用年数等に関する省令」なる法律があります。会社でなにか固定資産を買ったときに、それを何年で償却するか。その耐用年数を決めているものです。

その法律には昭和の香りがします。載っている資産が妙に古めかしいんですね。たとえば、リヤカー。たとえばトロッコ。たとえば丹前。

絶滅危惧種という言葉が頭に浮かびます。

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遊戯具の耐用年数が詳細に決まっている

また、やたらと遊戯具に関心があるようで、たまつき用具、パチンコ器、ビンゴ器、射的用具、ご、しょうぎ、まあじゃんの耐用年数が個別具体的に決まっています。玉突き、碁、将棋、麻雀が平仮名なのはなぜでしょう?(そもそもなぜビリヤードではなく、玉突きなのか)ここにも昭和の香りを感じます。

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むかしむかし決めたものが、そのまま残っているという印象です。もう少し今風(?)の資産に入れ替えればいいのに。

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2019年 残暑お見舞い申し上げます、の巻

町田の税理士 高橋浩之 です。


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残暑お見舞い申し上げます

このブログは、今日から夏休みに入ろう。


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税法では氷冷蔵庫の耐用年数がきまっている! の巻

町田の税理士 高橋浩之 です。


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法律が実態に追いついていないということ

法律が実態に追いついていない。こんなことがたまに指摘されます。税金の世界で引き合いに出されるのが、インターネットを介した取引です。

インターネットの発達で、物理的な拠点がなくても莫大な利益があげることが可能になった。拠点があいまいなので、いったいどの国で税金をかければいいの?という問題です。法律(税法)がインターネット取引の現実に追いついていないわけですね。

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なんと、税法に氷冷蔵庫が・・・

氷冷蔵庫を知っていますか?

むかしむかし、そのまたむかしの冷蔵庫です。氷を庫内に入れ、その冷気で庫内を冷やす。電気で冷やすのではありません。とても原始的な冷蔵庫。電気冷蔵庫が普及する前、イメージでは戦前の家具(?)です。もちろん、わたしは使ったことありませんよ。

そんな氷冷蔵庫の耐用年数が「減価償却資産の耐用年数等に関する省令」なる法律によって決まっています。電子商取引が高度に発達した現在でも、氷冷蔵庫の決まりが税法にはある!

法律が実態に追いついていない。こういってしまうのも的外れな気がします。氷冷蔵庫を会社で買って、その耐用年数を調べるなんてことが、いまでもあるんでしょうか。たぶん、おそらく、間違いなく、それはない。でも、氷冷蔵庫の耐用年数は法律に明記されている。削ればいいのに。なにか削れない事情があるんでしょうかね。

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*むかしむかし「冷蔵庫 電気なければ ただの箱」というキャッチコピーの冷蔵庫のテレビCMがありました。なつかしい。電気冷蔵庫は電気がなければただの箱ですけど、氷冷蔵庫なら電気がなくてもだいじょうぶ!


氷冷蔵庫の法定耐用年数は、4年です。



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儲かったのに借金するしかない。これで儲かったといえるのでしょうか、の巻

町田の税理士 高橋浩之 です。


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儲かったのなら配当よこせ。税金支払え。

100万円の売上があったけど、その代金は今後100年(!)の超長期分割受け取り。一方、それにかかった経費20万円は、出資をもとにすぐに支払った。今期、あなたの会社はそんな状況だったとします。それをひと言で表せば、

───80万円儲かった───

おそらくあなたは、儲かった感覚はないでしょう。でも、100万円の売上がきまり、20万円の経費がきまったのなら───たとえ通帳の残高が空っぽでも、あなたが儲かったと思わなくても───あなたの会社は、80万円儲かったといえる。いうしかない。それが今の会計のルールなんですね。実際の現金の受け払いは、一切関係ありません。

と、ここまではあなたも納得したとしましょう。まあ、そういうルールなら仕方ない。そうか、おれの会社は今期、儲かったんだ。こう自らに言い聞かせていると、───なんと! 出資者が、儲かったのなら配当よこせと言ってきた。なんと! 税務署が、儲かったのなら税金払えと言ってきた。

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儲かったのに、借金するしかない(?)

どうしましょう? もう借金するしかありません。

これで、会社は儲かったといえるのでしょうか。通帳の中身は空っぽ。配当や税金を支払うために借金をしなければならない。それでもあなたの会社は儲かったんでしょうか。

それでもあなたの会社は儲かったといえるし、配当も税金も支払わなくてはなりません。これが今のルール。これはやっぱりおかしいですかね?



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