社長の為のじょりじょりわかる!税理士ブログ

ややこしいことを、ややこしくなく

明日の朝9:00までにお知らせします、の巻

町田の税理士 高橋浩之 です。


■■■
今日中=今日の業務時間内、でOK?

今日中にお知らせしますね。←ビジネスの現場ではよく耳にするフレーズです。はて? でも、今日中っていったい?

「今日中に。」このとき、今日の午後11:59までに。こう文字どおり解釈する人は少数派でしょう。〝今日中に=今日の業務時間内に〟。ふつうは、言うほうも言われたほうもその意味合いでとることが多いはず。

でも、問題は業務時間です。ひと口に業務時間といっても、会社あるいは人によってバラバラ。夕方5時までなのか。7時までなのか。いやいや、夜11時頃までだいじょうぶです。←こんなことだってあるでしょう。会社(あるいは相手)によって異なる。待っていたのにこなかった。すれ違いで、トラブルになることだってあるかもしれません。

f:id:taxjolly:20170814093539p:plain
 *「今日中に連絡くるはずだったんだけどな・・・」後ろ髪をひかれつつ帰宅

 f:id:taxjolly:20170814100947p:plain:w390

■■■
明日の朝9:00までにお知らせします

今日中という言い方は少々危険(?)なようです。ならいっそのこと、朝9:00までに連絡します、とこう言ったらどうでしょう? 「今日中に」ではなく、「明日の朝9:00までにお知らせします」。すれ違いはありません。言われた相手だって時間を拘束されることもなければ、今日帰るときに後ろ髪をひかれる思いをしなくてすむ。

〝連絡もらえることになってますが、まだですか?〟「今日中に」のときは、この問い合わせのタイミングに迷います。こんなに早く問い合わせて、せっかち過ぎるかな。相手にだって都合があるだろうし。いやいやおれにだって都合はあるし。思いは千々に乱れます。でも「明日の朝9:00までに」ならば迷うことはない。明日の朝出社して連絡がきていなければ、即どうなっているのかと問い合わせをすればいい。「明日の朝9:00までに連絡します」作戦いかがでしょう? ぜひお試しを!

f:id:taxjolly:20170814105158p:plain



*下の「いいね!」ボタンなどを押していただくと、とても励みになります。
少しでも「へぇ」と思ったかたは、どうぞよろしくお願いいたします。


きみは異端児になれるか? の巻

町田の税理士 高橋浩之 です。


人を惹きつける物語には、「型」があるといいます。神話、むかし話からハリウッド映画にいたるまで。ストーリーをひも解いていけば、ひとつの「型」にたどり着くんだとか。人を惹きつけてやまない「型」。それは──、

──冒険への旅。困難との出会い。克服。宝物をもっての帰郷──

■■■
高層ビルのだるま落としと工法開発の物語

高層ビルを解体するときは、上から順番に壊す。これは業界の常識らしい。そんな常識に逆らって、下から順に壊していく工法。いわば、高層ビルのだるま落とし。そんなユニークな工法の開発物語が新聞(日本経済新聞。2017/8/13)にでていました。

f:id:taxjolly:20170815114541p:plain

開発物語は、まさに「型」どおりにすすんでいきます。大反対された新しい工法へのチャレンジ(冒険への旅)。着手直前に地震への脆弱性を指摘される(困難との出会い)も、懸命の努力で耐震性を確保。そして工事の成功(克服)。手にしたのは先駆者としての経験(宝物をもっての帰郷)。

このだるま落とし方式のいいところは、粉じん、騒音が少なく、解体材のリサイクル率が上がること。さらに、作業員の落下事故も起きにくい。今は、従来工法よりコストがかかるため、普及とまではいっていないようです。でも、今後コストダウンが図られていけば、環境面、安全面で優れただるま落とし工法が、高層ビル解体の主流になるかもしれませんね!

■■■
〝すべての真実は異端から始まる〟

業界の常識にとらわれるな。常識が〝上から〟なら、おれ達は〝下から〟だ。自由な空気、工夫する精神、やってやるという気概。この開発物語からはそんなものを感じます。

〝すべての真実は異端から始まる〟←この言葉が好きです。誰のものかはわかりません。むかしむかしの中学生のころ、雑誌で見かけて以来ずっと心の中にあります。いつの時代のどんな仕事であれ、(その業界の)常識とされていることを疑う、つまり異端児たることは何かを成し遂げるための大きな要素、ですよね。

新聞記事は、こんな言葉で締めくくられていました。〝果敢な取り組みこそが技術の進歩につながると信じている〟



f:id:taxjolly:20170815115530p:plain
*〝すべての真実は異端から始まる〟これは元世界ヘビー級チャンピオン、モハメド・アリの特集記事で、アリの顔写真の横に添えられていたもの。蝶のように舞い蜂のように刺す。ビックマウス。ベトナム戦争の徴兵拒否。すべてがその時代では異端だった。しかし、先を行くアリに時代が追いたとき、アリはアメリカ社会でもっとも愛され、もっとも尊敬されるアスリートになったのだ。

*もうひとり、異端のアスリートの紹介を。走高跳びで背面跳びを開発(?)したディック・フォスベリー。彼の奇妙な方法、背中をバーに向けて跳ぶ方法は、当初見ている人々の笑いものだったそうだ。しかし、その後のことはご存知のとおり。背面跳びは世界を席巻した。今、背面跳び以外の跳び方を我々は見ない。笑いものだったこっけいなスタイルが世界を変えたのだ。

f:id:taxjolly:20170823191637p:plain



*下の「いいね!」ボタンなどを押していただくと、とても励みになります。
少しでも「へぇ」と思ったかたは、どうぞよろしくお願いいたします。


湖池屋の業績急回復とポテトチップスの物語、の巻

町田の税理士 高橋浩之 です。


■■■
湖池屋の業績が急回復(の見込みらしい)

湖池屋(コイケヤ)の業績が急回復しそうなんだとか。湖池屋といえばポテトチップス。ポテトチップスといえば、昨年(2016年)の〝ポテチショック〟。台風で国産じゃがいもが打撃をうけ、一部商品が販売中止に追い込まれました。しかし、じゃがいもの安定調達に目途がつき、湖池屋の今期(2017/7~2018/6)の見込みは、営業利益前期比95%増! なんと、ほぼ、倍増を見込んでいる!

 f:id:taxjolly:20170815092138p:plain


湖池屋のライバルといえば、カルビー。そんなイメージありますかね。でも、一方からしてみれば、ライバルなんてちゃんちゃらおかしい。企業規模でそのくらいの差があるんですね。最新の連結売上高では約8倍の違い。もちろん、大きいのは、カルビーです。

ということは、湖池屋としてみれば、まず国内ポテトチップス界のガリバー、カルビーに一歩でも近づかなきゃね。ふつうこうおもうはず。でも、湖池屋は違う(らしい)。なんと、カルビーなんて眼中にない(売上1/8なのに!)。そこのところを、「経済ってそういうことだったのか会議」(日本経済新聞社刊)から引用します。

湖池屋って面白いんです。イメージがあるんですよ。カルビーのこと意識しているようで、じつはあまり意識してないんです。頭のなかではナビスコとかフリトレーみたいな世界的なグローバル企業のこと意識しているすごい企業なんです(笑)。まずその前にカルビーがあるだろうと・・・・・(笑)

なんか、とてもよい話を聞いた気がします。



ポテトチップスは、嫌がらせから生まれた⁉ 「間違いを生かす発想法」(晶分社刊)にこんな話がでています。

フライドポテトにあれこれ文句をつけてくるお客に怒ったシェフが「嫌がらせしてやれ」。じゃがいもをごくごくうすく切り、くるくるカールしてカリカリになるまでフライにしてテーブルに。「とてもじゃないが、これじゃお客はいやがるだろう」。ところが、思惑に反しそれが大好評。このカリカリポテト(=ポテトチップス)は、あっという間に全米に広まったんですと。

■■■
今期の湖池屋の業績に注目!

さて、ふたたび湖池屋。じゃがいもの確保はできた。じゃあということで、プライドをかけた高級ポテトチップス「コイケヤプレイドポテト」(フライドポテトの誤植にあらず)の販売にも力が入っているらしい。

ガリバー、カルビーを相手とせず。その意気やよし。「コイケヤプライドポテト」。その命名センスよし。今期(まだ始まったばかりですが)の湖池屋の業績に注目ですね!

f:id:taxjolly:20170815092523p:plain

経済ってそういうことだったのか会議 (日経ビジネス人文庫)

経済ってそういうことだったのか会議 (日経ビジネス人文庫)



*下の「いいね!」ボタンなどを押していただくと、とても励みになります。
少しでも「へぇ」と思ったかたは、どうぞよろしくお願いいたします。


税理士になろうとする若者が減っているらしい、の巻

町田の税理士 高橋浩之 です。


税理士になろうする若者が減っているらしい。

■■■
夏がくれば思い出す。税理士試験の思い出

税理士試験は、毎年8月上旬に行われます。夏の盛り。したたり落ちる汗。汗が落ちると、解答用紙がへにょへにょになって無理に記入すると破れてしまう。わたしが受験していたころは、会場に冷房がなく、暑さに対する備えも重要な試験対策のひとつでした。

f:id:taxjolly:20170819094017p:plain
 *汗が落ちるぞ。したたり落ちるぞ~。(注)もちろん炎天下で行われるわけではない。

試験はいくつかの科目にわかれます。それぞれの試験時間は2時間です。2時間はけっして長くなく、あっという間にすぎます。わたしの人生において、これほど集中した2時間、これほど短く感じた2時間は、税理士試験の2時間をおいてほかにない! これは断言してもいい!(←どうでもいいことだったね。それにすこしオーバー。冷静になっていれば、ほかにもこれと同じくらい集中し、短く感じた2時間はあるような気がする)。

■■■
なぜ、税理士を目指さないの?

まさに終わったばかりの税理士試験について、気になるデータがあります。それは受験者数の減少。とくに40歳以下の若年層の減少が顕著らしい。つまり、税理士になろうとする若者が減っている!

なぜ? AI(人工知能)にとって代わられる職業だと言われているからだって? いやいや、それはおそらくだいじょうぶ。現場で仕事をしていると、じつに人間らしい問題に直面します。そんなことが多々ある。人間らしい、あまりにも人間らしい問題をAIが解けるとはおもえません。

なぜ? たいへんな割には収入面で報われないからだって? いやいや、楽な職業はない。どんな職業だって回りからの厳しい目が注がれる中でやっていかなければならないのです。

なぜ? 夏の試験は汗で解答用紙がへにょへにょになるからだって? いやいや、・・・・・・それはAIがきっと解決してくれる!

f:id:taxjolly:20170821070743p:plain
 *さすがAI。

■■■
このブログも税理士ばなれを防ぐ一助に

若者の税理士ばなれを防ぐには、税務・会計の世界に興味をもってもらわなければならない。このブログもそんな崇高な使命を帯びていると(勝手に)解釈して、つづけていきましょう。



*下の「いいね!」ボタンなどを押していただくと、とても励みになります。
少しでも「へぇ」と思ったかたは、どうぞよろしくお願いいたします。


米国では法人税率15%が頓挫、日本では15%が実現⁉ の巻

町田の税理士 高橋浩之 です。


■■■
アメリカでは法人税率15%が頓挫(?)

米国トランプ大統領の公約のひとつに法人税大減税がありました。法人税の税率35%を一気に15%まで下げるというもの。威勢はよかったものの、その公約実施が頓挫しそうなんだとか。理由は財源不足。さすがに半分以下にするというのは、財源の面できつかったか。

f:id:taxjolly:20170816075903p:plain
*もうひとつ。「トランプ大統領の特性をひと言で表すなら、〝一貫している長いネクタイ〟といえる」

■■■
日本では法人税率15%が実現。ただし、

さて、ひるがえって我が日本。なんと、日本では、トランプ大統領が目指して、そして頓挫しそうな法人税率15%がすでに実現している! びっくりですね。日本ってそんなに低税率国だったのか!

──アメリカはだいじょうぶじゃないのに、日本はだいじょうぶなのか? そんな疑問が湧いて当然。でも、じつは、法人税率15%にはだたし書きがつくのです。そのただし書きとは?──

ただし、資本金1億円以下の会社に限る。ただし、利益800万円までの部分に限る。ただし、時限的な措置。ただしはこの三つ。めちゃくちゃハードルの高いものではありません。一つめの資本金さえクリアしていれば、あとは条件というほどのものではありませんよね。ということで、日本の会社の99%以上を占める中小企業には、いま現在、法人税率15%の適用があるのです。

f:id:taxjolly:20170810085404p:plain

■■■
でも、結局のところ込み込みだと負担割合は、

資本金1億円以下の会社の法人税率は、利益800万円までなら15%。それなら、もし利益が100万円だと税金は15万円で済むの? 利益の半分が税金でもっていかれるというイメージがあったけど、だいぶディスカウントされたねぇ。いやいや、さすがにそうはいきません。会社が決算後に支払う税金は〝法人税〟だけではありませんから。利益に対してかかる税金は、法人税、地方法人税、事業税、地方法人特別税、都道府県民税、市町村民税。

法人税率が15%でも、これらの税金込み込みだと、利益に対する税金の負担割合は結局のところ──

 ● 利益400万円⇒22.5%
 ● 利益800万円⇒23.7%
 
それでも、思ったより少ないという印象ではないでしょうか。この負担率は利益が増えるにしたがって上がっていき(15%の税率が適用されなくなるため)、利益が2,000万円になると、負担率はおおむね1/3程度になります。



*下の「いいね!」ボタンなどを押していただくと、とても励みになります。
少しでも「へぇ」と思ったかたは、どうぞよろしくお願いいたします。


2017、夏休みです、の巻

町田の税理士 高橋浩之 です。


■■■
2017、夏休みです

事務所はまだですが、ブログだけ先に夏休みに突入します。更新は夏休み明けに・・・


f:id:taxjolly:20170805120144p:plain




*下の「いいね!」ボタンなどを押していただくと、とても励みになります。
少しでも「へぇ」と思ったかたは、どうぞよろしくお願いいたします。


健康経営、いかがでしょう? の巻

町田の税理士 高橋浩之 です。


最近「健康経営」なる言葉を聞くようになりました。うむ、健康経営。そりゃ、健康によさそうだわい。ところで、健康経営っていったい?

■■■
社員の健康なくしてなぜ会社が健康でいられようか

古くから、会社経営に欠けざるものとして「ヒト、モノ、カネ」なんて言い方をします。そのうち、ヒトに着目、社員の健康増進を通じて会社の業績を高めようというのが健康経営です。会社は人材で成り立っている。社員の健康なくしてなぜ会社が健康でいられようか。←こんな考え方ですね。

政府もその取り組みの一環として、「健康経営優良法人」の認定制度なるものをつくりました。民間でも独自の取り組みを始めたところも。たとえば、社内に遊歩道をつくり、社員に歩数を増やすよう呼びかけたり。たとえば、立ったまま事務作業をするようにしたり(座っているより血行がよくなるらしい)。

f:id:taxjolly:20170803184916p:plain
*経費削減と社員の健康増進。一石二鳥をねらって、最近、我が社の海外出張はもっぱらこの方法ですわ。

■■■
健康経営優良法人はブラック企業でないことの証し

日本商工会議所の調査によると、なんと6割の企業が人手不足感を感じているんだとか。なかなか新しい人材が集まりづらいこんな時代。今いる社員に長く働いてもらうのが一番です。そのためには、社員が心身ともに健康でなければならない!

「健康経営優良法人」になれば、それは裏返せばブラック企業ではないことの証し。そりゃそうだ。社員の健康に気を配る会社がブラック企業なんて、それじゃブラックジョークにもなりません。ということで、健康経営優良法人は、求職者に安心感をあたえてくれる。集まりづらい人材が集まりやすくなるかもしれません。

健康経営優良法人のキーワードは、〝隗より始めよ〟。まずは、経営者が健康経営の促進を表明し、自身が健康診断を受けることが最初の一歩になります。

f:id:taxjolly:20170803185830p:plain
 *健康経営優良法人への第一歩は、健康経営宣言と社長自らの健康診断から。

気になるかたは、制度の中身を知ることから始めてはいかがでしょうか。

 f:id:taxjolly:20170805113507p:plain:w180



*下の「いいね!」ボタンなどを押していただくと、とても励みになります。
少しでも「へぇ」と思ったかたは、どうぞよろしくお願いいたします。