社長の為のじょりじょりわかる!税理士ブログ

ややこしいことを、ややこしくなく

指と指の間が締まるとお金が貯まる(?)の巻

町田の税理士 高橋浩之 です。


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珍説(?)指と指の間が締まるとお金が貯まる

むかしむかしのこと。ある接客業のかたから、お金にまつわるこんな話を聞いたことがあります。曰く。手の指と指を合わせたとき、そこに隙間ができる人はお金が貯まらない。逆に、締まっていて隙間のない人はお金が貯まる。

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 *指と指を合わせるとは、こういうことです。

隙間から漏れていく。こんなことからの連想なんでしょうかね。なんとなく信頼に値する情報のような気がして、以来信じています。

───あなた、今、自分の手を見ましたね。

もし、隙間が空いていたとしてもご安心を。その説にはつづきがあって、周期によって隙間が空いたり締まったりするそうなんですね。つまり、隙間が空いているのは、そういう時期にあるだけのこと。また締まる時期が来るので、それまでは臥薪嘗胆。いつか締まるときが来ることを信じて。

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どうです? 信頼に値する話でしょう?



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これが、シン所得拡大促進税制だ!の巻

町田の税理士 高橋浩之 です。


3%賃上げ。これがキーワードになっているようです。もともとはこの人のこんな要請から。

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 *3%で、お願い

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賃上げ率3%で所得拡大促進税制の適用あり

これに呼応するように2018年度の税制改正で、3%の賃上げを実現した会社には、法人税を軽減する制度ができました。いや、できたというのはじつは間違い。賃上げに対する税金面でのインセンティブは以前からもあったんですね。その名は所得拡大促進税制。その所得拡大促進税制での賃上げ率の要件が、税制改正で3%になったというわけ。

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これが、シン所得拡大促進税制の要件だ!

1)賃上げ率3%以上
〝以上〟なので、3%ぴったりからOKですね。比べるのは前年の平均賃金と今年の平均賃金です。これが3%以上の伸び率であること。

2)設備投資に積極的なこと
あたらしくこんな要件も加わりました。以前にはなかったものです。設備投資に積極的かどうかをどう示すか? もちろん〝気概で示せばいい〟わけではありません。数値的な要件───国内設備投資額が減価償却費の90%以上であること───となっていますので、ご注意を!

このようなふたつの要件をクリアして、はじめて所得拡大促進税制での減税が受けられるというわけです。でも、こんな声もあるようで。

賃上げの話をしたのは経団連でだろ。うちは経団連入ってないし(というか入れないし)、それに、設備投資ウンヌンも中小企業にとってはキツイなあ。ねえねえ、どうにかならない?
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なるんです。それは、つづきで。



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キーボードの打ち味を求めて、の巻

町田の税理士 高橋浩之 です。


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キーボードの打ち味で文章が変わることがある(?)

原稿を書く。ブログを書く。ふつうにこのような表現をします。でも、実際は原稿にしろブログにしろ、書いていない。おそらく、今はキーボードで打っている人が大多数、ですよね。

むかしの人はもちろん手書き。文字どおり原稿用紙に字を書いていたわけで、とくに作家などは、執筆に使う筆記具や原稿用紙にも気をつかっていたようです。曰く。筆記具は〇〇社の万年筆がよい。原稿用紙は〇〇堂のものに限る。そうでないと書き味が悪くて、文章がどうもぎくしゃくしてしまう。←こんな具合に。作家の書く文章は繊細なんですね。

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 *それは、まんねんひつ と打っていないからだと思うな

こんな具合に? うむ。ということは、今は万年筆と原稿用紙がキーボードに変わったわけで、キーボードの打ち味(?)によって、文章がこなれてきたり、そうでなかったり。こんなことがあるのかな。

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武骨なキーボードで執筆中です

最近、パソコンを変えました。以前はノート型。今度はデスクトップ型です。じつは、ノートパソコンのあの平べったいキーボードがあまり好きではなくて、デスクトップパソコンにつながっているような武骨な(?)キーボードに憧れていたのです。今回の変更で、いよいよ武骨なキーボードの打ち味に接することができると思いきや───。
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 *私は、ノートパソコンの平べったいキーボードは好まないのだ


なんと、届いたキーボードはノートパソコンのように平べったいもの。まあ、これが進化系なんでしょうけど。期待していたのとちょっと違っていたので、すこしがっかりです。

結局、事務所にあった別の武骨なキーボードに変えて、新しいパソコンを使っています。武骨なキーボードを打ちつつ、こう思います。キーボードの打ち味によって、微妙に変わるほど、武骨な、もとい繊細な文章は書ければ(打てれば)いいな、と。



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年度以内にお知らせして、1か月以内に支給しても決算賞与がダメなときがある、の巻

町田の税理士 高橋浩之 です。


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未払賞与は年度内通知・1か月以内支給で、原則OK

決算賞与は、その支給が期をまたぐときでも、年度内に支給額をお知らせして、かつ、1か月以内に支給すれば、年度内の経費でOKです。未払いの経費にしていいというわけ。ただし、原則として。んっ? 原則的として? そう、原則的として。

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 *〝原則として〟これで、賞与の未払いはOKだが・・・

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ただし、OKじゃないときがある!

年度内にお知らせして、1か月以内に支給。このとおりしても、決算賞与の未払いがダメなときがあるんです。それは───、支給日に在職している人だけに賞与を出すことになっているとき。

賞与は支給日にいる人に出す。辞めた人には出さない。ある意味、これは当たり前です。でも、こういう決まりが会社にあると、決算賞与の未払いは認められない。なぜなら、お知らせをした決算期末には、支給することは確定していないから。確定するのは、あくまで支給日だから。

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人はどんな事情でいつ辞めるかわからない

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 *ボーナスをもらうことを聞いておきながら、もらう前に退職しちゃった⁉

たとえば、この人には決算賞与は出しません。お知らせはしてあるんだけど、社内の決まりで、支給日には(退職したため)いないわけですから。つまり、これはどういうことかいうと、お知らせ時点では「支給は確定してない」ことになる!

人は、どんな事情でいつ辞めるかわかりません。だから、支給日に在籍している人だけに賞与を出すことになっている会社は、決算賞与の未払計上は認められない(※)のです。

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 *おやおや・・・

※結果として、決算賞与の通知額を満額支給した場合であっても、同様です。



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幼い子どもは、単語を間違えて口にすることがある、の巻

町田の税理士 高橋浩之 です。


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プレゼント→プゼレント etc

幼い子どもは、単語を間違えて口にすることがありますよね。よくあるのは、単語の前後が入れ替わる間違い。たとえば、プレゼント→プゼレント。エレベーター→エベレーター。ジェームズ→ジェーズム。バッテリー→デッパリー。

わが家の娘は小学5年生。幼いという年齢ではありません。ところが先日、「ねえねえ、お父さんの仕事は〝ぜいしり〟っていうんでしょ?〝ぜいしり〟」

んっ? 〝ぜいしり〟? 入れ替わってるぞ。残念ながらちょっと違うな。お父さんの仕事は〝ぜいりし〟だ。まあ、それはともかく、そんな間違いをするとは、まだまだ可愛いところがあるわい。と、こう思っていたところ───

以前ある税理士さんが「事前届出確定給与、事前届出確定給与」と連呼(?)していたことを思い出しました。「事前確定届出給与」が正解です。前後が入れ替わってしまいましたね。でも、こちらはまったく可愛らしくない。まあ当たり前ですかね。
 
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 *こちらの間違いは、可愛らしくない

事前確定届出給与とは?
役員に対するボーナスは経費にならない。これが原則です。ところが、あらかじめ、決まった時期までに税務署に届け出をすることによって、役員に対するボーナスが経費になるという制度があります。この制度を「事前届出確定給与」もとい「事前確定届出給与」というのです。


話をわが娘に戻して。それにしても、〝ぜいしり〟は漢字だと〝税知り〟と当てられるわけで、なんとなく言いえて妙という気がしますよね。



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利益の還元、決算賞与で気をつけたいこと、の巻

町田の税理士 高橋浩之 です。


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利益の還元、決算賞与に注意あり

財務省と内閣府の調査によると───2017年度、中小企業の利益の使い道で、はじめて「社員への還元」が首位になったんだとか。

利益の「社員への還元」といってもいろいろあります。その中で、直接的でわかりやすのが、決算賞与。盆暮のものとは別に決算のときに社員へボーナスをだすわけで、社員のモチベーションアップや節税になる。こんな理由で決算賞与をだす中小企業はめずらしくありません。

決算賞与は、それを今年度で経費にしたいときは注意が必要です。もちろん、年度内に支給していれば問題なし。だだし、そうでないときは───。

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年度以内にお知らせして、1か月以内に支給のこと

そうでないとき、つまり、
(たとえば3月決算の場合)
●実際に社員に支給したのは4月になってから→年度をまたいだわけだね。
●3月の決算で経費として落としたい→決算賞与に節税の要素もあるので当然だね。

年度内に支給はしなかったけど、その年度の経費にしたい。この場合は、つぎの条件をクリアしなければなりません。

(条件1)3月末までに各人ごとに個別に支給額を通知すること
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 *通知は、3月中に!

(条件2)4月末までに(決算後1か月以内に)支給すること
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 *支給は、4月中に!

これらの要件をクリアしないと、4月に支払う決算賞与は3月の決算で経費にすることができないのです。

以上は、決算賞与の注意事項としてよくお目にかかるもの。じつは、それ以外に見落としがちな条件があるのです。それは───(つづく)



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決算賞与、あなたは肯定派? それとも否定派? の巻

町田の税理士 高橋浩之 です。


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中小企業には伝統的に内部留保の傾向がある

あなたの会社で利益が出た。その利益をどうするか? いろいろな選択肢があります。ひとつは、貯める。つまり、使わない。かっこよくいうと内部留保。一方は、使う。使うにはいろいろ考えられます。社員へ還元する。株主へ還元する。設備投資に回す、などなど。

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中小企業の場合、伝統的に内部留保が割合が高かった。中小企業は相対的に経済基盤が弱いから、どうしても将来不安は大きい。で、利益が出ても、使わないでとっておく。将来に備えて。───税金はかかるけどそのほうが安心だ───こんな気持ちが働いてきたわけですね。

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2017年度中小企業利益の使い道で第一位は、ホニャララ

財務省と内閣府の調査によると───2017年度、中小企業の利益の使い道で、はじめて「社員への還元」が首位になったんだとか。

社員へ還元といっても、これまたいろいろあります。その中でも直接的でわかりやすいのが決算賞与。いい決算だ。これも社員ひとり一人のがんばりのお陰。よしっ、ボーナスを出そう!

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あなたは、肯定派? 否定派?

そんな決算賞与にはふたつの考え方があります。ひとつは、決算賞与は社員のモチベーションが上がるし、節税にもなる。これからも、決算賞与をよしとして、積極的に出そうという考え方。

もうひとつは、決算賞与は一度出すと社員は毎年それを期待してしまう。毎期毎期業績がいいわけじゃない。赤字で出せない年もある。そんなとき、出せない理由を説明しなきゃならん。それはやっかいだ。ならいっそのこと初めから出さなければいい。←こんなどちらかといえば否定的な考え方。

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どちらの考え方をとるかは社長であるあなたの、いわば経営に対する姿勢、哲学の問題。さて、あなたはどちら? 決算賞与、肯定派? それとも否定派?



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