社長の為のじょりじょりわかる!税理士ブログ

ややこしいことを、ややこしくなく

地方法人特別税は国税でした、の巻

町田の税理士 高橋浩之 です。


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地方法人特別税は国税でした

地方法人特別税なる税金があります。会社が決算後に支払う税金のひとつです。都道府県に支払います。都道府県あてに支払うのです。税務署(国)にではなく、都道府県に。

ということは───ふつうは、地方法人特別税は地方税だとおもいますよね? わたしもそうおもっていた。なぜなら、都道府県に申告して、都道府県に支払いますから。でも違いました。じつは、地方特別法人税は国税だったのです。

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地方法人特別税は、今年10月になくなる

2019年度の税制改正により、この地方法人特別税は今年(2019年)10月になくなります。なくなることがわかってから、その税金の正体を知るとは・・・

ということで、以前アップしたこの記事のつぎのくだりは修正させていただきます。

blog.takahasikaikei.com

──修正箇所──
”つまり、特別法人事業税なる地方税っぽい名前の国税を、都道府県に納付するというわけです。同時に、今ある地方法人特別税なる地方税が廃止される一方、前からある地方法人税なる地方税っぽい名前の国税はそのまま残ります。”



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犬のふん撮影しています、の巻

町田の税理士 高橋浩之 です。


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犬のふん撮影しています

駅への道すがら、こんな張り紙が目にとまりました。ある駐車場の脇に貼ってあったものです。

──犬のふん撮影しています──

もちろん、意味はわかります。犬のふんをそのままにして立ち去る人がいる。防犯カメラで撮影しているからきちんと処理してね。そういう意味の警告文ですよね。でも・・・

じつは張り紙の主は犬のふんの愛好家(?)で、同好の士に呼び掛けている。「こんな犬のふんが撮れたんだけど。どう? こんど見に来ない?」 ”冷やし中華始めました” 的なお知らせのようにも読める・・・わけないか。

それにしても、日本語はむずかしい。


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*もし同好の士に呼び掛けるなら「犬のふん撮影しました」だろうな。




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役員にボーナスを出して経費にするために──の巻

町田の税理士 高橋浩之 です。


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役員にボーナスを出すには理由がいる⁉

事前確定届出給与なる制度があります。会社の役員に対するボーナスは経費にならないところ、この制度を利用すると経費になるというものです。ただし、利用するためには、その名のとおり、事前に届け出をする必要があります。

●誰に? 税務署に
●何を? 何月何日誰にいくらボーナスを支払うか、を

と、届出内容として、そこまではいいとしましょう。 ”事前確定届出給与” ですからね。ところがなんと───理由まで書くようになっている!

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*サラサラサラと「事前確定届出給与に関する届出書」書き進めてきたけれど・・・ここで筆が止まる。んっ? 理由?

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理由なんて決まっていますよね

理由。役員にボーナスを出す理由。なんで毎月の給与とは別にボーナス出すの? そう聞かれても、役員にボーナスを出したいからに決まっている。しかも、それを経費にしたいからこの届出書を書いているわけで。

なんとも答えにくいな。こう思いながら書きすすめると、つぎの質問(?)が。曰く。なんでその日にしたの?

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そんなに知りたいなら教えてあげるよ。でも・・・なんでそんなこと聞くの?

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*毎月の給与の額も書くことになっています



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「極ゼロ」めぐり新たな動き、の巻

町田の税理士 高橋浩之 です。


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極ゼロめぐり新たな動きがあった!

サッポロビールのビール系飲料極ゼロをめぐる、会社と国税との争いで新たな動きがありました。もちろん、会社は極ゼロを税率の低い第三のビールだと主張し、国税側は税率の高い発泡酒だと主張しているわけです。

これまでの経緯
●サッポロビール(以下、サ):第三のビール極ゼロ発売
●国税(以下、国):「それって発泡酒じゃない?」サッポロビールに製法を照会
●サ:「そういわれると発泡酒のような気がしてきた」発泡酒としての酒税115億円を自主納付

●サ:「よく考えてみたらやっぱり第三のビールだった。確証を得たんだ!」国税に、納付済みの税金115億円の返還を要求
●国:「一度納められた税金、はいそうですかと返せますかいな」返さない
●サ:「返せ!」異議申し立てをする
●国:「返さない!」異議申し立てを棄却
●サ:国税不服審判所に審査請求

──国税不服審判所の裁決(2016年10月13日)──
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*結果は棄却。第三のビールだというサッポロビールの主張を退けたというわけ。つまり、極ゼロは、発泡酒だとの判断です。

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●サ:訴える

──東京地裁の判決(2019年2月6日)──
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*結果はこれまた棄却。第三のビールだというサッポロビールの主張は退けられました。相変わらず、極ゼロは発泡酒です。

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●サ:東京高裁へ控訴←今回の動き(NEW!)


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忙しいからこそいつもどおりに、の巻

町田の税理士 高橋浩之 です。


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所得税の確定申告が始まった!

所得税の確定申告が始まりました。2018年分(平成30年分)所得税の確定申告の期間は、今日2019年2月18日~3月15日まで。最近はやりの言い方(?)をすれば、平成最後の確定申告ということになります。

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*所得税の確定申告期間は、今日から3月15日まで。

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会計事務所は繁忙期。忙しいからこそいつもどおりに。

この期間、会計事務所は繁忙期です。忙しいがゆえに、その他の業務はそっちのけ。でも、所得税の確定申告はこの1か月が勝負。期間がきまっている以上、確定申告優先はしかたないよね・・・なんていっていいのか! 確定申告以外のお客さんにとって、会計事務所が忙しいかどうかなんて関係ない。

ということで、忙しくても──忙しいからこそ──普段どおりのことをする。これをぜひとも心がけたい。もちろん、このブログの更新もいつもどおりに。



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とっちゃんぼうやは、大人か子どもか、の巻

町田の税理士 高橋浩之 です。


わたしには長年の疑問があります。それは、

” とっちゃんぼうやは、大人か子どもか ”

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本質は表す語は後につく。でも、仮想通貨は通貨じゃない

とっちゃんぼうやは、大人のような子どものことなのか。それとも子どものような大人のことなのか。これが長年の疑問。今やなんでもネットの時代。検索ワードで ”とっちゃんぼうや” と入力すれば、ただちにその答えが得られるはず。でも、この問題をわたしは放置し、積極的な解決を図ろうとしてこなかった・・・

ところが、この長年の疑問がひょんなことから解決したのです。それは「仮想通貨を巡る税務上の取り扱い」なるセミナーを聞いていたときのこと。

講師曰く。───カレーパンはパンである。カレーではない。赤紫は紫である。赤ではない。すなわち、その本質を表す語は後につく───

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*カレーパンマンが「マン=人」というのは、ちょっと違うと思うけど・・・

なるほど!(と、こんな当たり前のことに今さら気づくのもどうかと思うが) この法則にしたがえば・・・とっちゃんぼうやの本質はぼうや。つまり子ども。ということは、とっちゃんぼうやとは、大人のような子どものことだ! セミナーを聞きに来たかいがあったわい。わたしがそう満足していると、講師の先生が意外なことを言い始めた。

再び講師曰く。───ところが、仮想通貨は通貨かといえばそうではない。通貨っぽいけど通貨ではない───

仮想通貨は通貨じゃない? まあ、それは納得です。通貨なら万人に通用しなければなりませんから。仮想通貨が通貨ではないのはいいけど、それじゃあ、例の法則が通用しないじゃないか! 結局、今日までとっちゃんぼうや問題は解決せず。

◆ ◆ ◆

◎仮想通貨の税務上の取り扱いについては、国税庁からFAQが公表されています。
www.nta.go.jp



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10月から地方税っぽい名前の国税ができるけど、税負担に変わりなし、の巻

町田の税理士 高橋浩之 です。


国税と地方税という区分けがあります。その名のとおり国に納付するのが国税。都道府県に納付するのが地方税というわけ。

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あたらしくできる税金。その名は”特別法人事業税”

今年(2019年)10月から新しい税金ができます。その名は ”特別法人事業税”

事業税という名からすると、地方税かと思いきや(今ある法人事業税は地方税ですから)、なんと特別法人事業税は国税。そうなんだ。国税なんだ。ということは税務署に納付だな。と、こう思いきや、なんと納付する先は都道府県です。

つまり、特別法人事業税なる地方税っぽい名前の国税を、都道府県に納付するというわけです。同時に、今ある地方法人特別税なる地方税が廃止される一方、前からある地方法人税なる地方税っぽい名前の国税はそのまま残ります。

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あたらしく税金ができたり、なくなったり。それが国税だったり地方税だったり。国税なのに納付先が都道府県だったり。なんだかとてもややこしい。名前も紛らわしい。

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あたらしく税金ができるけど、会社の税負担に変わりなし

まあ、税金の種類はどうでもいい(?)けど、あたらしい税金ができるということは、税負担が増えるのかな。とこう思いきや、なくなる税金と行って来いで、税負担に変わりは無しです。


それにしても、なぜこんなややこしいことを? それは、都道府県相互間の税収偏差を是正するため。あたらしくできる特別法人事業税は、人口比によって、各都道府県に配分されるのです。



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