社長の為のじょりじょりわかる!税理士ブログ

ややこしいことを、ややこしくなく

会社にまつわる税金編

中小企業の実効税率 < 大企業の実効税率、のはずが・・・、の巻

町田の税理士 高橋浩之 です。 *この記事において、 大企業⇒資本金1億円超の会社、中小企業⇒資本金1億円以下の会社。用いている税率は東京都のもの。新聞などでたまに見かける実効税率という言葉。実効税率というわりには、利益×実効税率の税金を支払うわけ…

実効税率を信じるな⁉ の巻

町田の税理士 高橋浩之 です。 新聞などで、実効税率なる言葉を目にすることがあります。・・・うむ、実効税率。なんとなく語感としてカッコいい。ついつい使ってみたくなる。でも、じつはこの実効税率、いろいろな意味でややこしくて、やっかいな言葉でもある…

わたしのカンニングペーパー、の巻

町田の税理士 高橋浩之 です。 ■■■ 400→22.5、800→23.7・・・・・・・・※以下の前提条件⇒2017年度。資本金が1億円以下の東京都にある会社。わたしの手帳のとあるページに、すこし大きめの付箋が貼ってあります。それにはつぎのようなメモが・・・ ・400→22.5 ・800→23.7…

米国では法人税率15%が頓挫、日本では15%が実現⁉ の巻

町田の税理士 高橋浩之 です。 ■■■ アメリカでは法人税率15%が頓挫(?)米国トランプ大統領の公約のひとつに法人税大減税がありました。法人税の税率35%を一気に15%まで下げるというもの。威勢はよかったものの、その公約実施が頓挫しそうなんだとか。理…

税務調査受けるの いやいやしゃ、の巻

町田の税理士 高橋浩之 です。 ──人は変わらないことを好み、変化を嫌う──■■■ 税務調査に入られにくいのは・・・お客さまとの雑談で、税務調査の話題になることがよくあります。どんな会社が税務調査に入られにくい? それに対して、わたしが真っ先に挙げるとし…

もう謄本はいらない──活動しやすいビジネス環境のために、の巻

町田の税理士 高橋浩之 です。 ■■■ 設立届に謄本がいらなくなった会社を設立したら、設立届とともに登記事項証明書(=謄本、いわゆる登記簿謄本のこと)を税務署へ提出しなければなりません。その義務が、2017年4月からなくなりました。謄本は添付不要にな…

<税金版>悪魔の証明、の巻

町田の税理士 高橋浩之 です。 ■■■ なかったことの証明はできない⇒悪魔の証明安倍総理大臣が口にして、一気に旬な言葉になった(?)〝悪魔の証明〟。なかったことの証明はできない。←こんな意味ですよね。さて、税金の世界に悪魔の証明はあるんでしょうか。…

75%対52%。電子申告が義務になる、らしい、の巻

町田の税理士 高橋浩之 です。 ■■■ 電子申告の利用率は、中小企業のほうが高い 電子申告という制度があります。ご存知のかたも多いでしょう。税金の申告書を紙で出すのではなく、データで送信するというもの。その電子申告の利用率、大企業と中小企業とでは…

A市からB市へお引越し。さて、届け出するのはどっち?の巻

町田の税理士 高橋浩之 です。 ■■■ 税務署が変わったら両方に届出をする必要があった あなたの会社が本店をお引越し。A市からB市へ。所轄の税務署も変わった。本店移転の登記を済ませたら、税務署に異動の届出をしなければなりません。そこであなたは迷う。…

額面でなく、手取りが一定ならそれもよし、の巻

町田の税理士 高橋浩之 です。 ■■■ 日本人は額面で考え、外国人は手取りで考える(らしい) ものごとには、お国柄によって受け取り方が違う、ということがあるようで。たとえば──、 ↑ こんな申し出があったとき、日本なら100万円は額面だとおもう人がほとん…

国税が優しくなるとはこれいかに、の巻

町田の税理士 高橋浩之 です。 ■■■ 国税が優しくなる(?) 〝国税、「優良企業」に優しく 適正申告努力なら調査頻度減らす〟←2017年3月16日の日経新聞にこんな見出しがおどっていました。社長ならちょっと気になるはず。 *国税が優しく? 適正申告〝努力〟…

申告期限延長の物語、の巻

町田の税理士 高橋浩之 です。 ■■■ 法人税の申告期限は1か月延長することができる! 法人税の申告期限は、決算日から2か月以内が原則です。その期限が、平成29年度(2017年度)の税制改正で最大6か月後までに延ばせるようになります。 *延長の理由は、株主…

青色申告取り消しの物語、の巻

町田の税理士 高橋浩之 です。 ■■■ 青色申告は不祥事があると取り消される 青色申告という制度があります。個人事業主の青色申告が有名ですよね。でも、じつは、法人にも青色申告はあります。どちらも税金の世界で優遇をうけられる制度。いくつか要件があっ…

資本金に関係なく利益たっぷりの会社は、中小企業のための優遇はうけられなくなる、の巻

町田の税理士 高橋浩之 です。 ■■■ 小さな会社は税制で優遇されている あなたがおもう大企業の基準はなんですか? 従業員の数? 上場か未上場で判断する? それとも、テレビCMのありなし? *あなたのイメージする大企業の要件とは?日本では以前から大きい…

なんと! こんなものまで交際費、の巻

町田市の税理士 高橋浩之 です。 ■■■ 会社が支払う接待交際費には限度額がある 会社が支払う接待交際費には、限度額があります。その限度額を飛び出して支払うと、その飛び出した部分に税金がかかるという仕組みです。■■■ なんと! こんなものまで交際費 気…

会社がする寄付のものがたり、の巻

町田市の税理士 高橋浩之 です。 ■■■ 寄付の年間の限度額は、はなはだ少ない ちょっとピンチの友だちの会社を応援するため、商品を安く売る。これは、税金の世界では、あなたの会社から友だちの会社に対する寄付になります。時価100万円の商品を10万円で友だ…

源泉税には年末調整があるけど、社会保険には年末調整がない、の巻

町田市の税理士 高橋浩之 です。 毎月の給与から引かれる健康保険・厚生年金保険料、雇用保険料(3つ合わせて社会保険料)、源泉税それに住民税。これらのうち、源泉税だけは概算額です。↓ 関連する記事 ↓ taxjolly.hatenablog.com■■■ 源泉税には年末調整が…

売ったのになぜか寄付したことになる不思議、の巻

町田市の税理士 高橋浩之 です。 友だちの会社がちょっとピンチだ。直接の利害はないけど、友だちのよしみでなにか我が社で応援できないかな。よしっ── たとえば、あなたの会社がこんな方法 ↑↑ で友だちの会社を支援したら・・・。あなたの会社になにが起こるの…

その有給休暇は、いつのものか? それが問題だ、の巻

町田市の税理士 高橋浩之 です。 もともとあったリンゴが2つ。3つ買ってきて、翌日見たらひとつ残っていた。さて、残っているリンゴは、もともとあった2つあったうちのひとつでしょうか。それともあたらしく3つ買ってきたうちのひとつ? *残りのひとつは、…

競馬の当たり馬券にかかる税金の計算方法にはふたつある。でも、どちらか好きな方を選べるわけではない、の巻

町田市の税理士 高橋浩之 です。 ■■■ 当たり馬券、たまたまの人と生業的な人では税金のかかり方が違う 競馬の当たり馬券には税金がかかります。でも、〝思いがけず〟〝たまたま〟当たった人と、研究に研究を重ねて生業的にやっている人。この両者では税金の…

2回連続して申告が遅れると、赤字を持ち越せなくなる!の巻

町田市の税理士 高橋浩之 です。 ■■■ 赤字なら申告が遅れても実質的にペナルティはない!? 法人税の申告には期限があります。ふつうは期末から2か月後がその期限です。期限を過ぎるとペナルティあり。期限までに申告しなかったのはけしからん、ということで…

見た目重視の外形標準課税(外見標準にあらず)、の巻

町田市の税理士 高橋浩之 です。 ■■■ 中身ではなく、見た目に税金がかかることがある 見た目のことを、外見とか外形といったりします。税金は見た目よりも中身重視。中身とはつまりどれだけ利益がでたか。税金は、中身に対してかかるのが大原則です。ところ…

君の名は。君は岸壁の母を知っているか、の巻

町田市の税理士 高橋浩之 です。 ■■■ 「君の名は。」とはなにか 最近、「君の名は。」というタイトルを見聞きします。わが家では高校一年生の息子がそのタイトルを口にしていました。最近そのタイトルのアニメ映画が公開されて話題になっているのにちがいな…

期間のきまっていない生命保険料は経費になって、期間のきまっている生命保険料はその逆、の巻

町田市の税理士 高橋浩之 です。 ひとが死んでおりる生命保険には、ふたつ種類があります。期間がきまっていない保険と期間がきまっている保険です。期間がきまっていない生命保険の保険料は、会社が支払ったとき、経費になりません。反対に、期間のきまって…

ひとは絶対に死ぬから終身保険の保険料は経費にならない、の巻

町田市の税理士 高橋浩之 です。 経費になるか、ならないか。これは利益を左右し、税金の額を左右します。会社にとって大きな問題ですね。経費になるかならないかは、その支払いが払いっぱなしかどうかにかかっています。ある支払いが払いっぱなしで、戻って…

企業版ふるさと納税ができた、の巻

町田市の税理士 高橋浩之 です。 ■■■ 企業版ふるさと納税ができた 大人気のふるさと納税に負けてはなるものかと(?)、2016年度の税制改正で、企業版ふるさと納税ができました。もともと国には、東京一極集中を避け、地方を活性化したいという思惑がありま…

浴場ジャンプ! 構造は重要、の巻

町田市の税理士 高橋浩之 です。 ■■■ 元学校長が浴場でジャンプして捕まった! B級ニュースというには有名になりすぎた感がありますが、中学校の元校長先生(62)が、女湯をのぞき見したとして逮捕されました(2016年6月22日)。のぞきの方法はジャンプ! …

損失と欠損、このふたつの金額がちがうのはいけないような気がする・・・、の巻

町田市の税理士 高橋浩之 です。 ■■■ 繰越損失の金額と繰越欠損の金額がちがうんだけど 決算書をみていると、繰越利益剰余金という言葉をみかけます。略して繰越利益。これがマイナスのときは繰越損失ということがあります。法人税の計算では過去の赤字を差…

一気に税金をかけるのは酷だから少しづつかけるという手法、の巻

町田市の税理士 高橋浩之 です。 ■■■ 会社の車が盗まれて保険金がおりてきた。さて、税金は?会社の車が盗まれた! でも、幸い(?)車両保険にはいっていたので保険金がおりることに。ホッと一息。で、その保険金で替りの車を買ったとしましょう。このとき…

ふたつの市に事業所があると・・・、の巻

町田市の税理士 高橋浩之 です。 ふたつの市に事業所がある会社があるとします。ここで問題。その会社の支払う法人市民税は、ひとつの市にしか事業所のない会社と比べて、高くなる? それとも安くなる? さて、どちらでしょう。■■■ 均等割はふえる! ふつう…