社長の為のじょりじょりわかる!税理士ブログ

ややこしいことを、ややこしくなく

相続・贈与など資産税編

生産緑地2022年問題序説(その弐)の巻

町田の税理士 高橋浩之 です。 ■■■ 生産緑地2022年問題の解決策、特定生産緑地2022年。市場に大量の宅地が供給され、地価暴落⁉ これが一部でささやかれている生産緑地2022年問題です。国はそれを未然に防ぎたい。そのために何としても生産緑地の宅地化を阻止…

生産緑地2022年問題序説(その壱)の巻

町田の税理士 高橋浩之 です。 一部でささやかれている「生産緑地2022年問題」なるものがあります。 ■■■ 生産緑地2022年問題とは? ときは2022年。市街化区域にある農地。その中でも生産緑地の指定をうけたものの多くが、市区町村に対して買い取りの申し出を…

マンションが建っているのにマンション適地ではないとは、これいかに? の巻

町田の税理士 高橋浩之 です。 *この記事に登場する「広大地の評価」は、現時点では廃止されています。■■■ 広大地はマンションが建つような土地はダメ税法における土地評価の論点に、広大地の評価なるものがあります。広大地に該当すると土地の評価が下がり…

手に入った遺産が同じでも、税金が同じとは限らない、の巻

町田の税理士 高橋浩之 です。 ■■■ 思わぬ遺産で人生大逆転、と思いきや・・・ドラマや小説で、遠い親戚から思わぬ遺産が入ってきて人生大逆転・・・なんて展開がありますよね。都合よすぎるんじゃない? そう思いますけど、もし、そうなったらそうなったで確実な…

ひょうかかく? 評価格? ひょうかがく? 評価額? の巻

町田の税理士 高橋浩之 です。 ■■■ ひょうかかく? 評価格? ひょうかがく? 評価額?某テレビ局に長寿のお宝発見番組があります。その番組では、お宝の出品者に、本人が思っている値段を尋ねるシーンがあるんですね。なんとなくイメージが浮かびますかね。…

取引相場のない株式の価格はバーチャル(?)の巻

町田の税理士 高橋浩之 です。 ■■■ 株に値段をつける=株の評価税金の世界に、取引相場のない株式なる用語があります。ひらたくいうと、中小企業の株のこと。取引相場がないということは〝取引されない〟ことが前提です。〝取引されない〟んだから、値段など…

<コミックエッセイ風>家族信託、基本の〝き〟その3、の巻

町田の税理士 高橋浩之 です。 ■■■ 家族信託、基本の〝き〟その3<その1~その2までのあらすじ> 親と子は、親のアパートを信託財産として信託契約を結んだ。アパートは信託登記により子の名義に。しかし、税金の世界でのアパートの持ち主は、あがりを得…

<コミックエッセイ風>家族信託、基本の〝き〟その2、の巻

町田の税理士 高橋浩之 です。 ■■■ 家族信託、基本の〝き〟その2<その1のあらすじ> 〝信じて託す〟親は子に、アパートを信託したのであった。ただし、アパートのあがりは親のものとする約束で。 さて、親の提案に子が同意すれば、信託契約を結びます。ア…

<コミックエッセイ風>家族信託、基本の〝き〟の巻

町田の税理士 高橋浩之 です。 ■■■ 家族信託、基本の〝き〟最近、あちらこちらで目にする家族信託なる言葉。はて、家族信託とはいったい? 家族信託の基本の〝き〟に迫ります。家族信託は、認知症対策で行われることがほとんどです。家族信託なら、もし親に…

<コミックエッセイ風>あたらしい事業承継税制、基本の〝き〟その2、の巻

町田の税理士 高橋浩之 です。 ■■■ あたらしい事業承継税制、基本の〝き〟その2<前回のあらすじ> あたらしい事業承継税制により、初代(親)は二代目(子)に株式を贈与した。本来納付しなければならない贈与税は、猶予。時が経ち、初代が亡くなると、猶…

<コミックエッセイ風>あたらしい事業承継税制、基本の〝き〟の巻

町田の税理士 高橋浩之 です。 ■■■ あたらしい事業承継税制、基本の〝き〟今回は、趣向を変えて<コミックエッセイ風>です。内容は、あたらしい事業承継税制、基本の〝き〟。 *贈与のときまでに、先代経営者は代表者を退任していなければなりません。ただ…

なぜ、相続税では養子の数に制限があるのか? の巻

町田の税理士 高橋浩之 です。 法律は、どうしてそういう決まりができたかがわかれば理解しやすい。税法もまた然り。相続税には、養子の数に制限があります。なぜ、こんなことになったのか?■■■ 相続税を少なくしたければ、養子で子どもを増やせばいい!相続…

9月30日に亡くなった人の相続税申告期限は? 応当日という語感にとらわれると・・・の巻

町田の税理士 高橋浩之 です。 ■■■ 相続税の申告は10か月後の応当日までに相続税の申告期限は、10か月以内。亡くなった日から〝10か月後の応当日〟という言い方をします。応当日なんて言葉、日常ではあまり使わないですよね。たとえば、8月3日に亡くなった人…

相続税の申告期限は、10か月後の応当日、の巻

町田の税理士 高橋浩之 です。 ■■■ 相続税の申告期限は、10か月後の応当日相続税の申告期限は、亡くなった日から10か月以内。その申告期限の日のことを応当日(応答にあらず)なんて言い方をすることもあります。〝対応する日〟という意味ですね。何と対応し…

マネ会に寄稿しましたⅣ 今回のテーマは「相続と相続税」、の巻

町田の税理士 高橋浩之 です。 マネ会ブログに4回目の寄稿をしました。今回のテーマは「相続と相続税」です。この分野はいろいろと誤解やカン違いがある分野でして。■■■ 【〇✖クイズ】亡くなる直前にお金をおろすと相続税の節税になる記事の中で、こんな〇✖…

非上場株式?取引相場のない株式?同族株式?非公開株式?自社株? の巻

町田の税理士 高橋浩之 です。 ■■■ あなたの会社の株式は、いろいろな呼び方がされる非上場株式、取引相場のない株式、同族株式、非公開株式、自社株・・・もし、税理士の口からこんな言葉が出たら・・・それらは、おそらく同じ意味で使っている。中小企業オーナー…

社長への貸付金は先祖代々引き継げるから、評価は額面、の巻

町田の税理士 高橋浩之 です。 ■■■ 会社への貸付金は、返してもらえる〝べき〟金額で評価する会社が社長個人から借りている借入金。社長からすれば会社への貸付金。この貸付金は、当の社長がなくなると遺産として相続税の対象となります。この貸付金、いくら…

貸しているお金は、当然の道徳的な義務で評価する、の巻

町田の税理士 高橋浩之 です。 社長が自分の会社に貸しているお金。このお金は、当の社長がなくなると、貸付債権として相続税の対象となります。さて、いったいいくらが相続税の対象となるのでしょうか。 *社長個人が自らの会社へお金を貸す。社長個人から…

相続は、人が死ななければ起きない、の巻

町田の税理士 高橋浩之 です。 ■■■ 相続は、人は死ななければ起きないむかしむかし、私が税理士を目指して相続税の勉強をし始めたころのこと。講師から聞いて衝撃を受けた言葉があります。曰く 。─── 相続は、人が死ななければ起きない ─── それまでは、相続…

よかれと思ってやったら奥さんの資産を増やし、でもお金は増えないので感謝はされず、税金はかかるという話、の巻

町田の税理士 高橋浩之 です。 会社が社長から借りている社長借入金。社長からすれば貸付金。将来、社長が亡くなったとき相続税がかかります。それがいやなら、社長借入金をなくすしかない。■■■ 社長借入金をなくすのは簡単社長借入金は、当の社長が放棄をす…

社長借入金を放棄してもらえば利益になって・・・でも欠損金があれば大丈夫って聞いたけどそれ本当? の巻

町田の税理士 高橋浩之 です。 会社が社長から借りている社長借入金。社長からすれば貸付金。将来、社長が亡くなったとき相続税がかかります。それがいやなら、社長借入金をなくすしかない。 ■関連する記事■ blog.takahasikaikei.com■■■ 社長借入金をなくす…

〝ホニャララとみなす〟は、白を黒としてしまうこと、の巻

町田の税理士 高橋浩之 です。 〝ホニャララとみなす〟なんて言い回しがありますよね。税金の世界でもよくお目にかかります。■■■ 〝みなす〟は強力たとえば、人が亡くなったときの生命保険金。この生命保険金は亡くなった人固有の財産ではありません。ですか…

新しい事業承継税制のためにしなければならないこと、の巻

町田の税理士 高橋浩之 です。 2018年度の税制改正でできた新しい事業承継税制。この制度では、実質的に非課税のイメージで、初代経営者がもっていた株を二代目、三代目へと引き継ぐことが可能となりました。 *株の引き継ぎが実質的に非課税のイメージで。…

事業承継で税金が猶予され、猶予されていた税金が免除される物語、の巻

町田の税理士 高橋浩之 です。 いま、私たちの業界でもっともホットな話題といえば新しい事業承継税制です。■■■ 中小企業の株は、実質的に非課税で次世代へ事業承継とは、いまの経営者から次の経営者へのバトンタッチのこと。事業承継では、株の引継ぎをどう…

株式分割で非課税枠を有効活用、の巻

町田の税理士 高橋浩之 です。 ■■■ 増資ではなく株式数だけを増やす=株式分割あなたは、中小企業のオーナー社長。会社のすべての株式=200株を持っているとしましょう。そんなあなたの持っている株式1株を10株にする。こんなことができるんですね。新たな資…

もう、一応は言わない、の巻

町田の税理士 高橋浩之 です。 ■■■ もう、一応は言わない何かを言うときに、まず、〝一応〟と言ってしまうことが、しばしばあります。癖、なんでしょうね。「一応、海外扶養の場合は送金の書類がいるから」「一応、相続又は遺贈により財産を取得した個人で当…

非上場会社の株は、持っている人によって価値がちがう(?) の巻

町田の税理士 高橋浩之 です。 ■■■ 同じ会社の株なら、価値は同じはずとある非上場会社。株主はふたり。持ち株割合は90%と10%。ふたりの間に親族関係なし。仮にこのふたりが同時に亡くなったとして──、相続税における株の評価(1株あたりの単価)は同じ、…

同じ会社の株式の価値は、だれが持っていても同じ、ですよね? の巻

町田の税理士 高橋浩之 です。 ■■■ あるところに、ふたりの株主がいましたあるところに、ふたりの株主がいました。非上場会社の株主です。ひとりの持ち株割合は90%。もうひとりは10%の株を持っています。ふたりは赤の他人、かつ、一方が白と言えば他方は黒…

アンティークコイン。人気の裏にあるものは・・・、の巻

町田の税理士 高橋浩之 です。 ■■■ アンティークコインが人気。その理由は──アンティークコインの人気が高まっているだとか。趣味としてアンティークコインを集めるだけなら結構。でも、じつは、人気の裏には、なにやらけしからん理由(?)もあるようなんで…

贈与税の非課税枠は、もらった人単位、の巻

町田の税理士 高橋浩之 です。 ■■■ 贈与税には、年間110万円の非課税枠がある 贈与税という税金があります。この贈与税には年間の非課税枠があって、その金額は110万円。110万円までなら、たとえばキャッシュをもらっても(もちろん、その他のなにかでも)税…