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社長の為のじょりじょりわかる!税理士ブログ

ややこしいことを、ややこしくなく

<よくある質問> 夫の会社、貸し倒れに備えた積み立てをしていないんです、の巻

会計についていろいろ編 経営に関するエトセトラ編

町田市の税理士 高橋浩之 です。



<よくある質問>
 夫の会社、貸し倒れに備えた積み立てをしていないんです

Q.
夫は、中小企業を経営しています。
夫の会社のことで相談です。

新聞の経済面で、「〇〇社が××円の貸倒引当金を積んだ」とか「〇〇銀行が貸倒引当金を積み増した」などと見かけることがあります。

〝積む〟というと、おカネを積み立てる、ということだと思います。
ほかの会社は、貸し倒れに備えたおカネを、別口座かどこかに積み立てているんですね。

夫の会社は、そのような積立はしていません。

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*「夫の会社、貸倒引当金を積み立てていないんです」


ほかの会社のように、貸し倒れに備えて、別口座を作っておカネを積み立てておいた方がいいのでしょうか?



A.
〝貸倒引当金を積む〟とは、帳簿上の処理のことを指します。



(解説)
貸倒引当金について〝積む〟という表現をすることがあります。

たしかに、この表現は、貸し倒れに備えるためのおカネをどこかに積み立てておくイメージです。

でも、これは帳簿上での処理のことをいいます。
主に決算で、貸倒引当金を経費にすることをいうのです。
実際におカネを積み立てているわけではありません。


引当金とは、将来の費用を見越して、あらかじめ計上しておくものです。
(貸倒引当金の場合は、将来の貸し倒れ=将来の費用、ですね)

将来への備え、という意味で積み立てという表現をすることがあるのです。

ほかの会社も、決して、貸し倒れに備えて、おカネを積み立てているわけじゃありませんよ。

ご主人の会社も、決算で貸倒引当金を経費にしていれば、貸倒引当金を積んだことになりますので、ご安心を!


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