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社長の為のじょりじょりわかる!税理士ブログ

ややこしいことを、ややこしくなく

なにかしてもらっていないのなら、実際に支払っても経費にならない。それは前払費用、の巻

会計についていろいろ編

町田市の税理士 高橋浩之 です。


いまの会計制度は、事実の発生によって経費を計上する

なにかしてもらったこと(⇒事実の発生)。

それによって経費を計上することを発生主義といいます。一方、おカネを支払ったことで経費を計上するのが現金主義。

いまの会計制度は、発生主義によることになっています。事実の発生とおカネの支払いを比べたら、事実を優先するのです。

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事実を優先するとはこういうこと

事実を優先するとは、なにもしてもらっていないのなら、おカネを支払ったとしてもそれは経費しないということです。たとえば、

今期は利益が出る 税金を少なくしたい
  
経費を増やせばいい
  
今日は決算期末。じゃあ、とにかく今日中におカネを支払ってしまえ~
  
そのために、
  
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*押し売りならぬ、押し支払い!?

さて、無事(?)この支払いができたとして、それは、今期の経費になり・・・ません。支払いだけを先にしておこうってことで、まだなにもしてもらっていないわけですからね。支払いだけ済ませていてもダメ。

買った品物が届くなり、約束したサービスをしてもらうなりがまだであれば、いくら支払いが済んでいたとしても経費にならない。これが事実を優先するということなんです。

でも、実際に払っちゃったら?

f:id:taxjolly:20150717081613p:plain

でも、実際に支払っちゃったおカネの処理はどうするの? それは、来期の経費にするために、前払費用として、ひとまず貸借対照表に記載するのです。



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