社長の為のじょりじょりわかる!税理士ブログ

ややこしいことを、ややこしくなく

もう有限はできない、の巻

町田市の税理士 高橋浩之 です。


先日、ある株式会社の社長がこんなことを言いました。「ウチも有限会社に事業を縮小しようかな」

この社長の願いは、叶えられるんでしょうか?

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もう有限はできない

2006年(平成18年)5月1日にあたらしい会社法ができました。それによって、あたらしく有限会社をつくることはできなくなりました。もちろん、株式会社が有限会社に移行することもダメ。加えて、そのときあった有限会社はすべて強制的に株式会社に移行させられました。

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女:ウチの会社、有限会社に事業を縮小しようかな
男:いまは有限会社に移行できないよ


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でも、今でも有限会社はあるよね

いまでも、有限会社はあります。それは、2006年5月1日にあった有限会社。その当時あった有限会社は、うえにあるとおり株式会社に移行させられました。でも、名前だけはその後も「有限会社」を使っていい、ということになったんですね。

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女:でも、いまでも有限会社はあるじゃない?
男:それは、古くからある有限会社さ


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有限会社は老舗企業の証になる(?)

いまある有限会社は、2006年5月1日に間違いなく存在した会社です。ですから、現在、社歴は10年弱。それがあと10年、20年と経っていくと・・・、有限会社というだけで20年、30年続いてきた会社と判断できるようになります。それだけ長い間事業を継続してきたといえるわけで、いつか〝有限会社=長く続いている歴史ある会社〟といわれる日が来るかも知れませんね!

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男:有限会社が老舗企業の証になるかも知れないんだって!
女:だからぁ~、有限会社にはなれないんでしょ!


冒頭の社長のことば。「ウチも有限会社に事業を縮小しようかな」この願いは叶えられないようですね。

*それから補足。たとえ有限会社になれたとしても、それは事業縮小とはイコールではありませんので。念のため。




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