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社長の為のじょりじょりわかる!税理士ブログ

ややこしいことを、ややこしくなく

税務調査と言いだしっぺの物語 ─ 言いだしっぺに責任あり ─ 、の巻

町田市の税理士 高橋浩之 です。


言いだしっぺ【いいだしっぺ】[臭いと言い出した人が実は放屁をした(責めを負うべき)当人である、という意から]最初に言いだした以上、当然率先して行う責任がある当人のこと。「それは──のよしお君がするのがいいとおもいます」
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税務署の指摘に納得ができれば、修正申告

税務署の税務調査のときの、こんな 指摘

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こんな指摘をうけたとき、あなたのとるべき道はふたつにひとつです。

ひとつめ。税務署の言っていることに納得ができれば、言われるとおりに申告のやり直し(⇒修正申告)をすればいい。それでその調査は終了します。


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納得ができなければ修正申告をしなければいい

でも、納得ができないときはどうしましょう。税務署はここについて申告のやり直しをしてくれって言うんだけど、納得できない。ウチの処理は間違っていないはずだ。税務署の言っていることがおかしい。こう考えるのなら、答は簡単です。修正申告をしなければいいのです。これがふたつめの道。

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 *こうおもうのなら、申告のやり直しをしなければいい


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修正申告をしないどとうなるか?

修正申告をしないとどうなるのかというと・・・、そもそもの発端を考えてみましょう。あなたは正しいとおもった内容で申告をしたのです。おかしいよ、と最初に言いだしたのは税務署です。言いだしっぺは税務署。

ということは、税務署には、その申告のどこがどうおかしいか(⇒間違っているか)の立証責任があるんですね。言いだしっぺですからね。証拠を示してまちがっていることを証明する義務がでてくるのです。

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 *立証責任のボールは税務署が持っている


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税務署は修正申告をさせたがる(?)

立証と簡単にいうけど、それは結構労力のいること。役所内でいろいろとややこしい手続きもいるようですし。で、勢い修正申告をしてね、という税務署からのお願いになることが多いのです。修正申告さえしてもらえれば、その件は一見落着、税務署にとってめでたしめでたし、になりますから。

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*もしも、税務署に修正申告お願い要員がいたら・・・、おそらくこうなる

ところが、修正申告をすれば、その件については、もうやり直しはききません。

なんでもかんでも税務署にボールを投げればいいってもんじゃないでしょうが・・・、でも、ほんとうに納得のいかない指摘については、修正申告をしないという権利があります。お忘れなく。



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