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社長の為のじょりじょりわかる!税理士ブログ

ややこしいことを、ややこしくなく

作家と漁師、意外なつながりとは? 所得にバラツキが多い人の税金の話、の巻

個人的な税金のハナシ編

町田市の税理士 高橋浩之 です。


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作家と漁師は仲間

一見接点のなさそうなもの同士に意外なつながりがある。そんなつながりをみつけられれば、それはミステリー小説の題材になりそうです。小説といえば作家。そして作家といえば──、漁師、となりますかね。ふつうなりませんよね。つながりは見つけづらそうですから。

ところが、じつは、税金の世界では作家と漁師は、おなじ仲間、なんです。

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 *税金の世界では仲間(?)

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所得にバラツキの多い仕事は不利

たとえば、2年つづけて所得500万円の人がいます。2年間トータルの所得は1,000万円。たとえば、1年目所得1,000万円、2年目所得ゼロの人がいます(すこし極端ですけど)。こちらも2年間のトータルの所得はおなじ1,000万円です。

このふたりの2年間の所得税を比べたとき、圧倒的に後者のほうが多いんですね。2年間の所得はいっしょなのに、2年間の所得税には圧倒的な差ができる。これは、所得税の累進税率のためで、どうしてもそうなってしまう。年によって所得にバラツキの多い職業の人は、所得税の計算では圧倒的に不利になるのです。

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所得のバラツキの多い仕事⇒作家、漁師

でも、それはよくない。どうにかしてあげようじゃないか。ということで、バラツキの多い職業については、所得をある程度平準化して所得税を計算していいいよ、ということになっています。こうすることによって、税率の累進性がうすめられて、極端に不利になることはなくなるというわけ。その職業として作家、漁師が指定されているんですね。

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 *あと、作曲家も仲間です。
 ↑ おぼえていますか? 2年ほど前世間を騒がせました。一応作曲家ということで・・・


作家にしろ、作曲家にしろ、漁師にしろ、一発あてたらでかいぞ的なところがあります。そんな職業は税金の世界ではおなじ仲間。仲間たちにしか認められていない税金の特例計算があるのです。



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