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社長の為のじょりじょりわかる!税理士ブログ

ややこしいことを、ややこしくなく

源泉税には年末調整があるけど、社会保険には年末調整がない、の巻

会社にまつわる税金編 個人的な税金のハナシ編

町田市の税理士 高橋浩之 です。


毎月の給与から引かれる健康保険・厚生年金保険料、雇用保険料(3つ合わせて社会保険料)、源泉税それに住民税。これらのうち、源泉税だけは概算額です。

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源泉税には年末調整がある!

源泉税=概算=だいたい、およそ、ざっと。だいたい、およそ、ざっとのものをそのままにしておくことはよくない。ということで、精算が必要。その精算が年末調整なんですね。年末調整によって概算でない税金がでるので、引きすぎの税金を本人に戻してあげる。あるいは、引き足りなかった税金を追加で引く。こんなことをするのです。

源泉税は、社会保険料と扶養親族の数によってきまります。そのための表があって、その人からいくらの源泉税を引くかはその表によります。

年末調整があるので、源泉税を差し引くとき、表の一列くらいを見間違えても大丈夫。いや、大丈夫というのは語弊がありますね。たとえ違いをほうっておいても、年末調整で正しい金額に直るので最終的には、ソントクはない。

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 *彼の説明は正しい。でも、社員のためには年末調整を待たずに差額をつぎの給与で調整したあげるのが親切かも知れませんね。

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社会保険・住民税には年末調整がない!

だいたいの源泉税に対して、社会保険料、住民税は確定額です。概算ではない。だから、年末調整のような精算はしません。でも住民税はともかく、社会保険料には間違いが起こりがちなんですね。これ、ほうっておいていい?

いやいや、精算をしないんだからほうっておいたらダメです。間違いを直す機会は永遠に来ないんですから。だから、間違いに気がついたら、気がついたときに、間違いと正しい金額の差額を調整してあげる必要があるのです。

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 *彼の説明は正しい。態度もまた(?)


源泉税は年末調整で正しい金額に直る。社会保険料、住民税には年末調整がないので、間違いに気づいたらつぎの機会に直す。この違いをご留意あれ。



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