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ややこしいことを、ややこしくなく

実効税率を信じるな⁉ の巻

町田の税理士 高橋浩之 です。


新聞などで、実効税率なる言葉を目にすることがあります。・・・うむ、実効税率。なんとなく語感としてカッコいい。ついつい使ってみたくなる。でも、じつはこの実効税率、いろいろな意味でややこしくて、やっかいな言葉でもあるんですね。

※以下、大企業→資本金1億円超の会社のこと。中小企業→資本金1億円以下の会社のこと。

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実効税率よりも、実際に支払う税金のほうが多い

──やっかいな理由その1
実効税率と聞くと、利益に対して実際に負担する税金の割合。決算後には、利益に実効税率をかけた税金を支払う。こう思いますよね。でも、違う。実際に支払う税金は、実効税率で計算したそれよりも少し多いのです。なぜか? 支払う税金の中に経費になるものがあって、それが実効税率を押し下げるから。←これがその理由。・・・うむ、ちょっと、なに言ってるかわかんない。事実は小説より奇なり。実効税率<実際に支払う税金、なのです。

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中小企業の実効税率は大企業の実効税率よりも、低い

──やっかいな理由その2
原則があれば例外がある。これが世の習いですよね。じつは新聞に載る実効税率は、原則。原則は大企業に適用されます。これに対して、中小企業には例外的に軽減税率で計算される部分があります。ということで、大企業の実効税率よりも、中小企業の実効税率はぐぐっと低くなる。大企業の実効税率>中小企業の実効税率、なのです。

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とここまで、読んだあなた。中小企業であるおれの会社は、いったい何%の税金を支払えばいいんだい? こう思いますよね。それに対する答えはこちら──

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とここまで書いて気がついた。実効税率には、もひとつやっかいなことがあった。それはまた、つづきで──



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