社長の為のじょりじょりわかる!税理士ブログ

ややこしいことを、ややこしくなく

老舗企業に多い意外な業種とは? の巻

町田の税理士 高橋浩之 です。


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老舗企業でもっとも多いのは貸不動産業

創業は明治時代──。そんな老舗企業、日本にどのくらいあるとおもいますか? 正解は、2万2千社ほど。おっ、そんなにあるのか! 数だけ聞くと多いと思いますよね。でも、日本には会社が260万社ある。割合だと全体の1%に満たない。さすがに少数派です。

そんな老舗企業のうち、1割強の2,500社が東京都内に本店を構えています。意外なのは、その2,500社の業種です。なんと、いちばん多いのは貸事務所業。老舗企業の業種としては、意外な感じがしますよね。

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 *老舗企業で多いのは、貸不動産業

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なぜ、老舗企業に貸不動産業が多いのか

貸事務所業は、好不況に関係なく安定しているから長くつづくのかな。そうおもいきや・・・。じつはちがう。創業 →(事業転換・事業売却)→ 遊休地などを活かして、現在は貸事務所業。こんな具合で、やむなく(?)貸事務所業になったケースが多いようなんですね。つまり、商売替え。ずっと創業当時から貸事務所業をしてきたわけではないのです。

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転換か。それとも継続か。

本業が窮地に陥ったとき、撤退して他の業種に転換するか、本業をそのままつづけるか。東京の老舗企業は、貸事務所業に転換したからこそ生き残ったといえるわけです。ということは・・・、事業転換が正解か? いやいや、衰退する業種の中にあっても工夫によって業績を伸ばしているところもあります。要はやり方次第? 転換か。それとも継続か。経営者にとって永遠、かつ、正解のない問題ですよね。

間もなくやってくる2018年は明治維新から150年周年だそうです。会社には生物学的な「死」はありません。ゴーイングコンサーンという言葉もあるとおり、未来永劫つづいていける存在です。100年、150年つづく会社になるためにどうするか。正解はないだけにチャレンジしがいがある!



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