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源泉徴収票から手取り額がわかるか? の巻

町田の税理士 高橋浩之 です。


あなたが毎月もらう給与の明細書。しっかり見ていますか? もしかして、一番下の書いてある手取り額しか見ない?

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 *毎月の給与明細、しっかり見ますか? それとも手取りを確認したらもう関心なし?

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源泉徴収票からは手取り額は、わからない

あなたは、もうとっくに2017年(平成29年)分の源泉徴収票を手にされているでしょう。源泉徴収票には、あなたの1年間の給与についてのあれこれが載っています。年収であったり、税金の額であったり。では、給与明細がそうであるように、あなたが知りたい手取り額は載っているでしょうか。源泉徴収票を見て、あなたはあなたの年間の手取り額を知ることはできるのでしょうか。

じつは、源泉徴収票には、手取り額は載っていないんですね。給与明細書のように、受け取った額を確認するためのものではないので、当たり前といえば当たり前ですかね。

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源泉徴収票はこう見る

実際の源泉徴収票を見てみましょう。

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Aは給与の額面金額。もちろんボーナスも入っていますよ。これがあなたの年収です。つぎに、Bが社会保険料で、Cが源泉所得税。それぞれ給与から天引きされたものの1年間の合計です。ということは───AからBとCを差し引いたもの(A-B-C)←これがあなたの手取り・・・おっと、やっぱり手取りがわかるんじゃん。

でも、給与からはもうひとつ天引きされている税金がありましたね。そう、市県民税です。実際の給与からは、市県民税が天引きされている。でも、源泉徴収票にはそれが書いてない。よって、もとにもどって、やっぱり源泉徴収票からは手取り額がわからないのです。

※欄には、所得控除の額の合計額が載ります。所得控除ときくとなんとなく、給与から天引きされた税金類のことかなとおもっていしまいます。でも、さにあらず。所得控除というのは、税金計算を計算するうえでの控除額のこと。実際にあなたの給与から控除されたものではないのです。




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