社長の為のじょりじょりわかる!税理士ブログ

ややこしいことを、ややこしくなく

AIは税理士を駆逐するか? の巻

町田の税理士 高橋浩之 です。



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税理士はAIによってなくならない(?)

AIによってなくなる職業。ことあるごとに話題になりますよね。そんななくなる職業のひとつに税理士が入っています。税務申告書代行者という表現がつかわれていますけど、いうまでもなく税理士のこと。でも、これについての私の認識は、〝そんなことはない〟(つまり、なくならない)───なぜか?

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税理士の仕事は100万円に30%を掛けることじゃない

税理士はAIによって駆逐されない。その理由は───税理士の仕事は100万円に30%を掛けることじゃないから───。

たとえば、税金の対象となる金額が100万円で税率が30%とします。100万円×30%で30万円が税金です。このように税額を計算をすることだけが税理士の仕事なら、そりゃなくなる。いや、AIの登場を待つまでもなく、すでになくなっているはず。でも、なくなっていません。税理士は、100万円に30%を掛け算することが仕事じゃないから、なんですね。

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いろいろあるからなくならない

税金の対象となる100万円を出すまでには、いろいろあります。人間のやることなので、いろいろある。いろいろな人がいていろいろな考えがあるので、いろいろある。ものの見方はひとつではないので、いろいろある。紆余曲折の、いろいろがある。くんずほぐれつの、いろいろがある。そんないろいろを会計や税法のいろいろな決まりに当てはめて、100万円を算出する。

社長から変化球を投げられて戸惑うこともある。泥臭いこともある。きれいに割り切れないことも多々。そんな人間臭いいろいろをAIが処理できるのか?

社長がこう処理したいんだけどといったときに、それは税法的に正しくないからいかん、といって社長を説得することもある。AIに社長が説得できるか?

だから、なくならない。100万円は結局のところ、人間がやったことが土台になっている限り、なくならない。AIによって税理士は駆逐されないのです。

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だから、若いあなた。税理士の仕事はなくならないので、安心してわが業界へ!(最近、税理士を目指す若者が減っているのです)



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