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ややこしいことを、ややこしくなく

中小企業の事業承継問題。新聞に載ったある先輩の言葉、の巻

町田の税理士 高橋浩之 です。


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中小企業の消滅は日本経済の衰退につながる?

中小企業の事業承継 ── 経営のバトンタッチ ── をどうするか。これが、大きな課題になっています。事業承継がうまくいかなければ、 会社が消滅してしまう。中小企業の消滅は雇用を喪失させ、地域経済ひいては日本経済をも衰退させることにもつながる。
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 *中小企業の経営のバトンタッチが日本経済の大きな課題

そんなオーバーな。大企業じゃないんだし。そう思いますかね。でも、会社の数。加えて、そこで働いている人の数。とちらも、圧倒的に中小企業のほうが多いんですね。もちろん、大企業に比べて、です。

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対策は出てきてるけど、それは・・・

そういう意味では、中小企業の事業承継問題が日本経済へ与える影響はとても大きいんですね。事業承継が不調で会社がなくなってしまうなんて、一斉に起きることではありません(当たり前ですね)。でも、真綿で首を絞めるように徐々に減っていく。気がついたら・・・。このほうが始末が悪いといえるわけで。

そんな問題を放置しておくわけにはいかん。国としての対策がつぎつぎに出てきました。事業承継のときの税金を猶予する制度。あるいは、事業承継した会社に対する補助金の助成制度。

でも、それらの制度はバトンを引き継ぐ後継者がいて、はじめて機能することなんですね。

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新聞に載った、ある先輩の言葉

じつは、中小企業の事業承継問題の根っこにあるのは、そもそもバトンを引き継ぐ人がいないという問題です。中小企業のおやじになるくらいなら、勤め人のほうがいい。なにもリスクを背負って社長にならなくても・・・。そんな引き継ぐ側にいる人たちの意識の問題。そちらを先にどうにかなければなりません。


日経新聞に、こんな言葉が載っていました(2018/4/10「私見卓見」)。

───小なりといえども、長年の信用や取引基盤を活用できる立場は、新しい事業分野に転進するにしても、全くゼロから起業するよりも成功確率は高い。その過程では苦しいことも当然あるが、それを上回る充実感が必ずある───

外資系コンサルティング会社から老舗の家業を受け継いだ、事業承継の先輩の言葉です。
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