社長の為のじょりじょりわかる!税理士ブログ

ややこしいことを、ややこしくなく

不審者を見かけたら、通報させていただきます、の巻

町田の税理士 高橋浩之 です。


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あるビルにて。こんな張り紙が・・・

仕事であるビルに立ち寄ったときのこと。ふと見るとある張り紙が。そこには、

───不審者を見かけたら、警察へ通報させていただきます───

なるほど、不審者がいたら通報するわけね。気をつけなきゃ・・・じゃなくて、気になるのは〝させていただく〟の部分。させていただく?

この張り紙は誰に向けたもの? 一般の人に向けたものじゃないですよね。語りかけている相手は不審者です。不審な動きをしたら通報しちゃうぞ! 変なことしないでね。とこういう意図のはず。しかし、「させていただく」は謙譲語。つまり、この張り紙は───不審者に敬意を表している!

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*不審者の皆さまへ
不審者がいらっしゃいますと、通報させていただくこともございます。あまり不審な動きをされませんようお願い申し上げます←どうせならここまで書けば? (それにしても、日本語めちゃくちゃ)


文化庁の「敬語の指針」によれば、「させていただく」は、相手の許可を得て、そのことで恩恵を受ける事実がある場合に使う言い回しらしい。

不審者を通報するのに本人の許可いらないよね。不審者にへりくだるのもへんだし。張り紙変えたらどう? 〇〇ビルの管理会社の人。

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*この問いに「YES」と答えるはずもなく。それに、ふつう聞いている間に逃げる。



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