社長の為のじょりじょりわかる!税理士ブログ

ややこしいことを、ややこしくなく

姿はあるのに、除却とはこれいかに? の巻

町田の税理士 高橋浩之 です。


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姿はあるのに、除却とはこれいかに?

税金の世界に有姿除却なる言葉があります。

有姿なんて言葉、日常では使いませんよね。除却もあまり使わないか。有姿とは、もちろん姿があることです。除却は、税金の世界では、固定資産を廃棄して損失に計上することを意味します。つまり、有姿除却とは、姿はあるのに(形はあるのに。捨てていないのに)帳簿上で損失に計上すること、です。

姿はあるのに、帳簿ではそれを無き者にして損失計上するのが有姿除却。そのための要件は───その固定資産、今は使っていない。加えて、将来も使う可能性もない。すなわち、その使用価値が尽きていること。

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*言いえて妙、といいたいところですが、この場合 "有姿" じゃ意味ないのでは?

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会社が持っている固定資産を損失計上するためには、なんとなく物理的に処分しなければダメなような気がします。ところが、さにあらず。今使っていない。将来も使う可能性がなければ───つまりその資産の命が絶たれているのであれば(その判断と疎明がとてもやっかいだけど)───形があるまま損失計上できるのです。



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