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中小企業の年間役員賞与の平均は、なんと! の巻

町田の税理士 高橋浩之 です。


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中小企業の年間役員賞与の平均は、なんと!

財務省の統計によると、資本金1000万円未満の会社の平均役員賞与は39,489円。賞与ということはボーナス。ボーナスを毎月もらうことはないので、これは年額です。役員たる者の年間ボーナスがおよそ4万円とは・・・少なすぎない?

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*高給のイメージのある役員のボーナスが年間たったの4万円? 平社員の俺のほうがよっぽどもらっとるわい。役員になんてなるもんじゃないな。


でも、これにはれっきとした理由が。

原則として(*)、役員賞与は会社の損金になりません。損金にならないということは、支払っても会社の所得は減らないわけで、所得が減らなければ、法人税も減りません。よって多くの中小企業では、役員賞与はゼロ。支払っていない派が大多数なんですね。これが平均の役員賞与が低額になる理由です。
(*)「事前確定届出給与」という制度を利用することにより、役員賞与を損金とすることは可能です。しかし、その名のとおり事前に届け出る必要があるため、利用している会社はそれほど多くありません。

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紹介した4万円というは、全業種の平均。業種ごとの平均支給額には、当然バラつきがあります。もっとも多くの役員賞与を支給している業種は、なんと、漁業。およそ40万円です。なぜ漁業の役員賞与が平均の10倍もあるのか。こちらの理由は不明です・・・

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*高額の役員報酬を狙うなら、漁業一択か?




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