社長の為のじょりじょりわかる!税理士ブログ

ややこしいことを、ややこしくなく

借方はどっちだ!の巻

町田の税理士 高橋浩之 です。



簿記に不慣れなかたがよく口にするセリフがあります。いわく、

───借方と貸方の区別が苦手。どっちが借方で、どっちが貸方だっけ?───
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左が借方で右が貸方

複式簿記では、取引をふたつの側面からみます。それを仕訳という形式で表すときの左側が “借方” で、右側が “貸方” です。左が借方で、右が貸方。これはもう用語の定義ですから、理屈抜きで覚えるしかないですね。左が借方で右が貸方。

そうはいっても確かに覚えづらい。ふつう、常日頃から簿記の仕訳を考えて暮らしていませんからね。街中で、突然「借方はどっちだ?」と聞かれたら簿記を勉強してきた人であっても答えに窮します。

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会計事務所で、借方貸方なんて聞かない(?)

そんな借方と貸方。さも会計事務所では頻繁に飛び交う言葉かと思いきや、さにあらず。事務所の中で、借方貸方なんて言葉は耳にしません。それだけ実務的には、簿記の仕訳のことに話が及ぶことは少ないということなんでしょうかね。

もちろん、まったくないわけではありません。ただし、そのときでも借方貸方なんて言わない。左右(ひだりみぎ)と言います。そのほうがわかりやすいですから。

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*どうだ、と言われても・・・
でも、たしかに、借方貸方なんていうよりわかりやすい。


と、ここまで書いて気になった。もしかして、ほかの会計事務所では頻繁に簿記の仕訳のことが話し合われていて、借方貸方なる言葉が飛び交っているのかな。会計事務所で左右(ひだりみぎ)なんていっているのは、我が事務所くらいか?(しかも頻度はすくない)

う~ん。どうなんでしょう。これはある意味重要な問題で、なおかつ、むずかしくてよくわからない。ルカ・パチョーリ(*)にでも聞いてみようか。
(*) ルカ・パチョーリ(1445年~1517年):イタリアの数学者。複式簿記についての世界最初の教科書を著した。「会計の父」とも呼ばれる。

帳簿の世界史 (文春文庫)

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