社長の為のじょりじょりわかる!税理士ブログ

ややこしいことを、ややこしくなく

税の世界のイカした言葉、の巻

町田の税理士 高橋浩之 です。


税金用語は無味乾燥。趣きに欠けます。そもそも趣きを追求しているわけではないので、当たり前ですかね。でも、そんな税金用語の中にも、ちょっと使ってみたくなるイカした言葉がある。

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全世界所得課税

日本に住んでいる人には、日本のみならず世界中どこで稼いだ所得であろうと、日本の税務署が税金をかけます。

これを称して、全世界所得課税。

ロンドン、パリ、ニューヨークで一旗揚げ、北京、ドバイで一儲け。ヨハネスブルグで一山当てた日にゃ、それらをすべてまるごとひっくるめて、日本の税務署に申告しなければならない。

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*これぞニッポンの税務署長。

全世界所得課税───世界征服をめざしているみたいで、ちょっとイカス。


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永遠の旅人(英語名:パーマネントトラベラー)

日本に住んでいる人は、日本に税金を納める。アメリカに住んでいる人は、アメリカには税金を納める。とても当たり前のことに思えます。そう、税金は住んでいる国に納めるのが原則。

ということは、世界中のどこにも住んでいなければ、世界中のどの国にも税金を納めなくていいじゃないか! ダブルインカムノータックス(DINT)も夢じゃないぞ!そんな夢見て、世界中を旅する人。旅し続ける人。

きみの名は───永遠の旅人。またの名をパーマネントトラベラー。

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*永遠の旅人かあ・・・ちょっとイカスかも


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ダブルアイリッシュ・ウィズ・ダッチサンドイッチ

租税回避の手法です。アイルランドにふたつ会社をつくって、オランダ法人を挟めといっているわけです。なるほど! そういうことか(←本当にわかっているのか)。赤い果実を連想させる某巨大IT企業が使ったこの手法。マネはむずかしくても、その語感のよさはちょっとイカス。

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奇しくも、国際税務に関連する用語が揃いました。とはいえ、どれも正式な税金用語ではありません(いわゆる「俗にいう」というやつばかりです)。

◆ある年代以下の人にとっては、「イカス」というの言葉は意味不明かもしれませんね。

【イカス】気が利いている、魅力的であるの意。
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