社長のためのじょりじょりわかる!税理士ブログ

ややこしいことを、ややこしくなく

人は「引き算」が苦手・・・らしい、の巻

町田の税理士 高橋浩之 です。


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人は「引き算」が苦手⁉

問題。

1枚の板が1本の脚でささえられています。もちろん、不安定。ぐらぐらふらつき、今にも倒れそう。板のぐらつきを抑えれば、あなたは10,000円の報酬を手にすることができる。ただし、脚の追加にかかるのは「1本につき1,000円」。与えられた情報は以上です。

さて、あなたが、ほかのだれよりも多く報酬を手にするにはいったい?

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* * *

最善の答えは────「脚を外す」
これなら、脚を追加しないのでお金はかからない。

* * *

そんな手があったのか。盲点を突かれたような感じがします。なぜなら、多くの人は、脚を足すことを考えたはずだから。

人には無意識のうちに「足し算」でものごとを解決しようとする傾向があるといいます。でも、じつは、「引き算」という選択肢もある。1本の脚を「引き算」することで、板は安定するのだ!

* * *

企業改革のために、勇気をもって引き算を。こう提言する大学教授がいます。「引き算」が革新につながった例として挙げられるのが「ウォークマン」と「iPhone」。前者は録音機能を、後者はダイヤルボタンを「引き算」して大成功しました。

とはいえ「引き算」には勇気がいります。「足し算」よりも*1。だからこその勇気。


「引き算」によって、なにかを安定させる。こんな発想もときにしてみたい。

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*2021年5月9日、日本経済新聞「EverydayScience」を参考にしました。

*1:*「引き算」は「足し算」よりも勇気がいる
離婚は、結婚よりも勇気がいる・・・このたとえは、不適切だろうか。

世代違えば、の巻

町田の税理士 高橋浩之 です。


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世代違えば

1年ほど前に話題になったアベノマスク。その語呂のよさ(?)も相まって、小さな子ども達にも知名度がありました。もちろん、由来は、アベノミクス。ところが────

アベノミクスという言葉を耳にした女の子、いわく。

「なにそれ。アベノマスクのまね?」

いや、アベノマスクがアベノミクスのもじりです。

* * *

そのアベノミクス。その造語の由来となった本家本元の経済政策があります。ところが────

レーガノミクスという言葉を聞いた若い男性、いわく。

「なにそれ、アベノミクスのまね?」

いやいや、レーガノミクスはアベノミクスの30年前です。

* * *

どちらも、我が家の娘と息子のことではありません。念のため。世代が違えば、どちらが元祖かわからなくなることもあるんだなあと思った次第です。

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*今、この人が独自の経済政策を打ち出したり、マスクを配ったりすれば、「スガノミクス」「スガノマスク」になるわけか・・・。その語感、ちょっとイカす(若い人には「イカす」ってなんだよって言われちゃうんですかね。世代が違うから)。




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電話加入権はゼロ円⁉ の巻

町田の税理士 高橋浩之 です。


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電話加入権はゼロ円⁉

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NTTであたらしく固定電話を引く際は、なにがしかのお金を支払って権利を手に入れる必要があります。その名は「電話加入権」。なにがしかのお金は今なら3万6千円です。

* * *

とはいえ、NTT以外の固定回線ならそれは不要。加えて、今はそもそも固定電話に加入しない人も多い。必然的に電話加入権の知名度は低くなり、ある年齢以下の人にとっては「なにそれ?」ということにもなっています。

* * *

そんな電話加入権も、じつは財産の一種。権利として売ることができます。なので、もし電話加入権を持っている人が亡くなったら、遺産の一部になり、相続税の課税対象になる!

課税対象になるのは、1回線につき1,500円。国税庁が決めた評価です。

* * *

この1,500円について動きがありました。国税庁いわく。「電話加入権の1,500円という評価はやめようと思っている。金額ちいさいし。これからは家財に含めてまとめて評価してほしい。まだ正式決定前だから、意見があったら言ってね」

* * *

となると、正式決定後は、電話加入権はゼロ円評価でOK⁉*1




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*1:*電話加入権はゼロ円評価⁉
これは、相続税でのお話。会社の決算書に載っている電話加入権をゼロにするということではありません。念のため。

〝ほくと市〟は山梨と北海道にあった件、の巻

町田の税理士 高橋浩之 です。



税理士には、認められた権限があり、他人の戸籍謄本や住民票などを取得することができます。もちろん、仕事上の必要がある場合に限られますし(←当たり前)、もちろん、印鑑証明は取れない(←当たり前)。

* * *

先日、山梨県北杜市に郵送で戸籍謄本の取得を依頼しました。ところが、なかなか返送がない。北杜市に連絡してみたところ、そのような依頼は届いていないという。そんなことはないはず。たしかに送った。・・・と、北杜市の職員さんが意外なひと言を。いわく。「郵送先は、山梨県北杜市で間違いないですかね?」 どういうこと?「北海道にも〝ほくと市〟はありますが・・・」 むむむっ?

* * *

かたや、山梨県には北杜市。こなた、北海道には北斗市。どちらも〝ほくと〟市。

* * *

北杜市の職員さんの洞察力は鋭かった。

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そう、山梨県北杜市に送る書類を北海道北斗市に送っていたのです。まぎらわしい命名するんじゃないよ*1。一瞬こう思ったけれど、わるいのは自分。北杜市にも北斗市にも罪はない。

迷惑をかけたお詫び(?)に、今年は北杜市と北斗市にふるさと納税しようかな。

* * *

同業者のみなさんへ。北杜市に「戸籍謄本・住民票の写し等職務上請求書」を郵送するときは、北斗市に送らないようご注意を。さらに、北斗市に「戸籍謄本・住民票の写し等職務上請求書」を郵送するときも、送り先を北杜市にしないようご用心。




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*1:*まぎらわしい命名をするんじゃない
どちらも平成の大合併で新設された。時期も似たようなもの(北杜市2004年11月、北斗市2006年2月)。

「ホニャララしていて───」という表現に変わってきており、の巻

町田の税理士 高橋浩之 です。



ラジオのニュースを聞いていて気になっていること。

* * *

最近(?)「ホニャララしていて───」という表現に変わってきている気がします。

以前なら、
「新型コロナウイルス禍で、海外旅行などのサービス消費にお金が使いにくくなったことにより、ダイヤモンドや高級車など高額品市場が活況を呈しており───」

それが今では、
「~~活況を呈していて───」

と、こんな具合です。つまり、〝おり〟が〝いて〟に変わってきたというわけ。いつ頃からかと聞かれれば、ハッキリしない。でも、ごくごく最近というわけでもありません。

お堅いとされる(?)NHKでもそのように変わってきており、もとい、変わってきて、ちょっと気になっているという次第。そのほうが柔らかい印象を与えるからかな。

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*言っているそばから、〝しており〟と言ってますな




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見せ方が9割⁉ の巻

町田の税理士 高橋浩之 です。


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見せ方が9割⁉

くるま屋さんにて
A:「(300万円のくるま)5%お値引きしますよ」
B:「(同じくるま)15万円お値引き!」

某栄養ドリンクのCMにて
A:───タウリン1g配合───
B:───タウリン1000㎎配合───

食べ放題の焼き肉屋さんにて
A:───いくら食べても○○円───
B:───牛一頭食べても○○円───

どれもAとBでは実質的に同じことをいっている。でも、感じる印象はかなり違います。

Bのほうが、お得感があるし(くるま屋さん)、効きそうだし(栄養ドリンク)、そそられる(焼き肉屋さん。ただし、肉嫌いの人、菜食主義者を除く)。ようは、見せ方・表現のしかたの問題。それで売上も変わってくるような気がします。

どの会社にも「見せ方」に工夫ができるところはきっとある!

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人は、買う買わないは値札で決める(?)の巻

町田の税理士 高橋浩之 です。



この4月(2021年4月)から販売価格の総額表示義務が復活しています。店頭などでの価格表示は、消費税を含んだ総額にしなければいけなくなったのです。

* * *

もちろん、総額表示であろうと、以前認められていた消費税抜き価格の表示(本体価格のみの表示)であろうと、レジで支払う金額は同じ。でも、見た目が安い(?)税抜き表示のほうが売れ行きがよくなって、お店としては歓迎すべきなじゃない?

じつは、そんな疑問にこたえる研究結果があります。

* * *

結果は、なんとなく予測つきますかね。そう、税込み価格表示のお店の売れ行きは落ち込んだ一方、税抜き価格表示のお店のほうに多くのお客さんが訪れたといいます。同じような研究は海外にもあって、結果は似たようなものだったとか。

つまり、結論として、こういうことらしい。

────人は、買う買わないは値札できめる。税抜き価格から税込み価格を計算するなんて、面倒くさくて、無視される傾向がある───
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*こういうことは、ふつうしない⁉


とはいえ、今の世の中、総額表示が義務です。我ひとり行かんといって、税抜き表示を貫きつづけるわけにはいかない。どうしましょう?

* * *

どうしましょうもなにも、すべてのお店が総額表示。なにか差をつけられるものではありません。でも───「1,000円(税込み1,100円)」という表示は認められている。このほうが「1、100円」という表示よりも少しは見た目安く感じられる・・・かな?




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