社長の為のじょりじょりわかる!税理士ブログ

ややこしいことを、ややこしくなく

会社にまつわる税金編

収入と益金はちがう、の巻

町田の税理士 高橋浩之 です。 似て非なるもの。たとえば、“収入” と “益金”。前者が会計上の概念で、後者が税務上のもの。利益を増やすのが収入で、課税所得を増やすのが益金です。本来、両者は別物。したがって、会社には収入と益金がそれぞれ存在している…

経費と損金はちがう、の巻

町田の税理士 高橋浩之 です。 似て非なるもの。たとえば、“経費” と “損金”。前者が会計上の概念で、後者が税務上のもの。利益を減らすのが経費で、課税所得を減らすのが損金です。本来、両者は別物。したがって、会社には経費と損金がそれぞれ存在している…

電子申告では “主要な部分”(?)が電子申告されていればOK、の巻

町田の税理士 高橋浩之 です。 ■■■ 大企業の電子申告義務化間近e-Taxご存知ですよね。別名、電子申告。紙の申告書ではなく、インターネットを使っての申告のことです。じつは、会社にとって電子申告は義務、つまり “ねばならない” ものになりつつあります。…

(戯曲の習作)借入金の返済は経費にならない、の巻

町田の税理士 高橋浩之 です。 ■■■ (戯曲の習作)借入金の返済は経費にならない(場 所)居酒屋の個室 (登場人物)K:中小企業の社長 A:Kの親友。同じく中小企業を経営している。なにかにつけカン違いが多い。◆ ◆ ◆K:久しぶり。どうだい、調子は? …

ワクチン接種費用を会社で負担したら───の巻

町田の税理士 高橋浩之 です。 ■■■ インフルエンザの患者数が激減している46人。今年(2020年)11月16~22日の全国のインフルエンザ患者数です。昨年の同時期はおよそ1.5万人らしいので、対前年比は、驚きの0.3%(!)。これはもう、激減どころか、ゼロにな…

もう、納付書はこない、の巻

町田の税理士 高橋浩之 です。 ■■■ 今日も今日とて届かない最近、当事務所のお客さまで、税務署から来るはずの書類が届かないということが立て続けにありました。来るはずの書類というのは、会社の確定申告に関する書類。会社には、決算期末を過ぎてしばらく…

全世界所得課税で二重課税を排除する方法、の巻

町田の税理士 高橋浩之 です。 ■■■ 全世界所得課税で、二重課税になる日本の会社に対する課税は、全世界所得課税です。日本だけでなく、世界中のどの国での稼ぎに対しても日本の法人税がかかります。 ↓↓ 関連する記事 ↓↓ blog.takahasikaikei.com この全世界…

日本の税務署長は、世界征服をめざす(?)の巻

町田の税理士 高橋浩之 です。 ■■■ 日本の会社は、全世界所得課税日本の会社が利益を稼ぐ。稼いだ利益に対する法人税は、日本の税務署に納めます。まあ、当たり前の話。では、その利益が海外で稼いだもののときは? それに対する法人税も、やっぱり日本の税…

税務署に文句をいったら───の巻

町田の税理士 高橋浩之 です。 『99.9 ─刑事専門弁護士─』というテレビドラマがあります。タイトルは、日本の裁判における有罪率99.9%(!)に由来するらしい。■■■ 税務署の処分に文句をいうなら国税不服審判所国税不服審判所なるお役所があります。税務署…

税務署に文句をいうなら───の巻

町田の税理士 高橋浩之 です。 『99.9 ─刑事専門弁護士─』というテレビドラマがあります。タイトルは、日本の裁判における有罪率99.9%(!)に由来するらしい。■■■ 税務署の処分に文句をいうなら国税不服審判所国税不服審判所なる行政機関があります。皆さ…

なぜにあなたは減資をするの?の巻

町田の税理士 高橋浩之 です。 ■■■ 減資で資本金をゼロ円にすると、株主はいなくなる?会社に減資という手続きがあります。減資とは資本金を減らすこと。減資により資本金をゼロ円にすることも可能です。もし、減資で資本金をゼロ円にすると、発行済みの株式…

中小企業の年間役員賞与の平均は、なんと! の巻

町田の税理士 高橋浩之 です。 ■■■ 中小企業の年間役員賞与の平均は、なんと!財務省の統計によると、資本金1000万円未満の会社の平均役員賞与は39,489円。賞与ということはボーナス。ボーナスを毎月もらうことはないので、これは年額です。役員たる者の年間…

これで印紙は節約できる⁉ の巻

町田の税理士 高橋浩之 です。 印紙というものがありますよね。一定の要件に該当する領収書や契約書などに貼る必要があります。印紙がチェックされるのは税務調査のとき。税務調査では、取引内容確認のために契約書を見せてねと言われます。そのときに、正し…

持続化給付金に税金はかかるか?の巻

町田の税理士 高橋浩之 です。 会社が、最高200万円受給可能な持続化給付金。この持続化給付金に税金はかかるのか───答は、かかる税金もあれば、かからない税金もある。■■■ 持続化給付金に法人税はかかる持続化給付金は、会社の通帳に直接振り込まれます。し…

法人税の申告延長が認められるやむを得ない理由、の巻

町田の税理士 高橋浩之 です。 ■■■ 法人税には、一律の申告期限延長はない ■■■新型コロナウイルス感染症の影響により、2019年分(令和1年分)所得税の確定申告期限は一律1か月延長されています。一方、法人税においては、所得税のような一律の申告期限延長…

脱税工作人A氏への手数料は経費になるか、の巻

町田の税理士 高橋浩之 です。 ■■■ 脱税工作人氏への手数料は経費になるか ■■■ あなたは、脱税工作人A氏に脱税工作を依頼し、ウソの領収書を手に入れました。うむ。これで税金が少なくなるわい。満足したあなたは、ある約束を思い出します。そうそう、脱税工…

あたらしいグループ通算制度には、唯一やめられる時がある! の巻

町田の税理士 高橋浩之 です。 ■■■ 連結納税は、グループ通算制度へ ■■■ 法人税の世界に連結納税なる制度があります。100%親子関係にある複数の法人から成るグループを、あたかも一つの法人であるかのように捉えて、グループ全体で法人税の計算をする。こん…

5G、何と読む?(付・税制改正情報)の巻

町田の税理士 高橋浩之 です。 ■■■ 5Gは、“ファイブG”? それとも・・・ ■■■ いよいよ本格稼働する第5世代移動通信システム、通称5G。5Gによって、身近なところでは、2時間の映画が数秒(今は5分程度かかる)でダウンロードできたりするほか、産業のさま…

欠損金を引き継ぐためには、連続して申告が必要、の巻

町田の税理士 高橋浩之 です。 ■■■ あなたは会社を休眠させた過去を持つ男 あなたは以前に会社を休眠させた過去を持つ男。このたび、よんどころのない事情で、ある事業を引き受けることになった。あなたは考える。そうだ、おれには休眠会社があるじゃないか…

会社の休眠で欠損金は亡きものなるか、の巻

町田の税理士 高橋浩之 です。 ■■■ 会社をほっぽっちゃう休眠なる方法会社の業績がままならない。これから回復する見込みもなし。いろいろ考えたけど、会社は畳もう。こんなとき、会社を休眠にさせるという選択肢があります。解散・清算という法的な手続きは…

マル扶は何のため?の巻

町田の税理士 高橋浩之 です。 ■■■ マル扶は、扶養親族を会社へお知らせする書類扶養控除等申告書なる書類があります(長いので、以下マル扶)。私はこれこれこのような親族を扶養している。住所氏名年齢続柄マイナンバーは、かくかくしかじかである。ついて…

ダイレクト納付で、納付日は心静かに(?)の巻

町田の税理士 高橋浩之 です。 ■■■ 地方税でもダイレクト納付ができるようになった!2019年10月から、地方税でもダイレクト納付ができるようになりました。国税は以前もできたので、これで、両税揃い踏み。会社が確定申告で納める税金のすべてについてダイレ…

税務署から表彰される制度あり。その名は “優良申告法人の表敬” の巻

町田の税理士 高橋浩之 です。 税務署から表彰される制度があるのをご存知ですか。その名は───■■■ その名は、優良申告法人の表敬 初めて優良申告法人の表敬を受けるためには、3つのハードルがあります。ひとつは金額基準をクリアすること。税務署の表敬なの…

“時期” とはいつか? の巻

町田の税理士 高橋浩之 です。 ■■■ 事前確定届出給与は1円違ってもダメ! 事前確定届出給与という制度があります。ふつうは役員に対してボーナスを支払っても経費になりません。ただし、あらかじめ、“誰々に、何月何日に、これこれこういう理由で、いくらい…

2020年から "ねばならなく" なる。2割の会社がそれを知らない(?)、の巻

町田の税理士 高橋浩之 です。 ■■■ 2020年から大企業は電子申告を “しなければならない” 電子申告という制度があります。税金の申告書を紙で提出するのではなく、申告内容をデータで送信するという制度です。その電子申告が、来年(2020年)4月から義務化さ…

「交際費 減税措置廃止へ」(!)の巻

町田の税理士 高橋浩之 です。 先日、新聞に「交際費 減税措置廃止へ」なる見出しが躍っていました。■■■ 交際費は損金にならないのが原則 会社の交際費について、意外な事実をお話ししましょう。じつは、会社の交際費は、損金にならないのが原則なんですね。…

やめていく社員に "ある事情" があれば年末調整不要、の巻

町田の税理士 高橋浩之 です。 ■■■ 年の途中で会社をやめる人の年末調整は、やめるときに 年末調整は、その会社がその人にその年最後に給与を支払うときにすることになっています。ということは、たとえば8月で会社をやめる人には、やめる8月に年末調整をす…

季節外れの年末調整、の巻

町田の税理士 高橋浩之 です。 ■■■ 季節外れの大掃除 年末の大掃除を11月にするというかたに会ったことがあります。季節外れの(というほどでもないか)の大掃除というわけです。でも、なぜその時期に? 理由を聞くと、答えて曰く。12月は忙しいから。なるほ…

非常用食品の用途はホニャララにあり、の巻

町田の税理士 高橋浩之 です。 多発する自然災害。それに備えて、家庭に非常用食品を備蓄しているかたも多いことでしょう。非常用食品の進化はめざましく、なかには保存期間が25年(!)という超長期のものもあるんだとか。■■■ 非常用食料は、いつの経費? …

耐用年数、間違えていたら変えてもいい、の巻

町田の税理士 高橋浩之 です。 ■■■ 耐用年数は不変に限る(?)会社が持っている固定資産は、耐用年数なるものに応じて、毎年毎年すこしづつ経費にしていきます。減価償却というやつですね。減価償却でカギになるのは、もちろん耐用年数。耐用年数は、固定資…