町田市の税理士 高橋浩之 です。
きょうは、小学生のおともだちから質問が届きました。
Q.
ともだちが、うりかけきんは、おおければおおいほどいいんだ、といいました。
ぼくは、うりかけきんは、もらえてないおかねですので、おおすぎるのはこまるといいました。
でも、ともだちだは、これからもらえるおかねがおおいのはうれしい、といいます。
ぼくはへんですか?
(以下、読みやすさを考慮して漢字表記します)
友達が、売掛金は多ければ多いほどいいんだ、と言いました。
ぼくは、売掛金はもらえていないお金ですから、多すぎるのは困ると言いました。
でも、友達はこれからもらえるお金が多いのはうれしい、と言います。
ぼくは変ですか?
(東京都・小学2年生・男子)
A.
売掛金について話し合うなんて、小学2年生にしては、ちょっとおマセさんかな。
添えてあるイラストはきみが描いたのかな。やけにリアルだね。
売掛金が多くなればなるほど、利益は増えます。
でも、それはもらえていないお金なので、通帳のお金はふえないんだ。
仕入や税金の支払いは待ってくれないから、売掛金は増えないほうがいいんだよ。
もしも、利益がおなじならば、売掛金が少ない会社のほうが金持ち会社なんだ。
きみは、変じゃないよ。
売掛金の管理をしっかりとする経営者になろうね!
(補足)
お友達の会社は、売掛金の入金がなくても手元のお金でいろいろな支払いをまかなえる超々金持ち会社なのかな。
取引先も、焦げ付きの心配がまったくいらない優良企業なのかな。
そうであれば、売掛金がすこしくらいふえてもいいかもね。
でも、そういう会社はすごく珍しいよ。