町田市の税理士 高橋浩之 です。
(前回までのあらすじ) 自分の会社の価値をザックリと知りたいあなたは、貸借対照表の「資産の部合計」から「負債の部合計」を差し引いた。 でてきた金額が会社の価値であり、それは資本金の額とは同じでないことを知ったのだった。 |
でてきた金額は、換金できるものはすべて換金し、売れるものはすべて売り払い、債務をすべて支払ったあとに残るであろうおカネを意味している。
ほぅ。これがおれの会社の価値か。
ここで、あなたは気づく。
おれの会社は土地を持っている。
バブルのときに買った土地だ。
今では、売り払っても買ったときの半値にもならない。
それは会社の価値と関係ないのだろうか?
■会社が土地をもっているときはご注意を 貸借対照表に載っている土地の価格は、買ったときのものです。 土地の価格は、ほかの資産とちがって大きく変動することがあります。 ですから、会社の価値を計算するときは、そのままでは具合が悪いんですね。 買ったときの価格を現在の価格に置き代える必要があります。 |
土地の価格を現在の価格に置き代えることによって、その値下がり分(値上がり分のこともありますよね)が会社の価値に反映される。
最終的に、そいつがあなたの会社の価値なのだ。
土地の価格を置き代えたあとの「資産の部合計」-「負債の部合計」
関連記事
- ~目安を知りたいあなたへ~ザックリとあなたの会社の価値を知る方法、の巻
- ~目安を知りたいあなたへ~ザックリとあなたの会社の価値を知る方法(巻の弐)、の巻
*下の「いいね!」ボタンなどを押していただくと、とても励みになります。
少しでも「へぇ」と思ったかたは、どうぞよろしくお願いいたします。