町田市の税理士 高橋浩之 です。
✓ビールの税金、見直しは先送り
下戸のひとがお酒呑みを指して「酒なんてほとんど税金じゃん。そんなもん呑んで何がいいんだ」なんて言い方をすることがあります。
理論展開がなんとなくヘンな気がしますが、それはいいとして、そんなこと聞いたことありますよね。
ビール系飲料について調べてみました。
税金(⇒酒税)は、どのくらい入っているでしょうか。
ビール、発泡酒、第三のビールによって異なります。
税込み小売価格に占める酒税の割合は、だいたいつぎのとおりです。
■ ビール:0.419
⇒好調時のイチローの打率並み。
■ 発泡酒:0.368
⇒ふつうのイチローの打率並み。
(ふつうにしては高い? まあいいでしょう)
■ 第三のビール:0.264
⇒不調時のイチローの打率並み。
政権与党の偉いひとが、ビール系飲料にかかる酒税の見直しを示唆したのが、昨年(2014年)のこと。
ビール、発泡酒、第三のビールの差をなくし、最終的にはすべて同じ税率にするのが目指すところのようです。
いろいろな事情があって、2015年度の税制改正では見送られましたが、〇年後には、いまのような価格差はなくなっているかも知れませんね。
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