町田市の税理士 高橋浩之 です。
✓ 会社は解散してもなくならない。権利や義務をきれいさっぱりしたらなくなる、の巻
解散というと、散り散りになってなくなる、ということですよね。会社も解散することがあります。でも、会社は、解散してもそれだけではなくならないんですね。
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会社には、いろいろな権利や義務があります。それらをきれいさっぱりしなければ、会社はなくならないんですね。きれいさっぱりするということは、すべてをおカネに換えて、それを株主に返して、なにもない状態にすること。イコールこれを清算(精算にあらず)といいます。
具体的には、債権を回収して、おカネにできるものはすべておカネに換えて、支払わなければならない債務はすべて支払って、ときに免除を受けます。
■ 債権の回収
*まだもらっていない売上代金など債権の回収
■ 資産の換価
*会社がもっている資産の換金
■ 債務の弁済、債務の免除
*まだ支払っていない仕入代金、借入金などの債務の支払い
*債務の免除(相手の会社にとっては債権の放棄)を受ける
こうした手続きを経て、会社のいろいろな権利や義務がきれいさっぱりなくなります。そして、最後にのこるおカネ。これを株主に分配して、清算結了。会社が消滅するのです。
*最後に残ったおカネを株主に分配して、清算結了!
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