町田市の税理士 高橋浩之 です。
2016年6月8日の日経新聞に興味深い記事がでていたので、紹介します。タイトルは<投資の意外な法則~ 成長性示す社長の顔写真~>。長年、ファンドマネージャーとして数々の会社を見てきた筆者の、理屈だけでは説明しきれない成長する会社の見分け方です。
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ウェブサイトに社長の写真が載っている会社の株価は高い
ウェブサイトに社長と役員の写真がある会社ほど株価が高くなる傾向があるそうです。しかも、それは業種に関係がないというんですね。逆に、いわゆるブラック企業といわれる会社、過去に社長が不祥事を起こした会社には、社長の写真が載っていないケースが目立つんだとか。
成長したければ、ウェブサイトに社長の顔写真を載せよう!
*顔写真を載せるにしても、わざとボカしたり、目隠し線を入れたりすると逆効果になるから気をつけよう! 上のよい例を参考に!
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あいさつ文の主語「わたし、わたしたち」を使う会社の株価は高い
ウェブサイトに載せるあいさつ文。その主語が、「わたし、わたしたち」としている会社の株価は相対的に高く、「当社、弊社」などとしている会社のそれは相対的に低い傾向にあるといいます。
成長したければ、「わたし、わたしたち」を使おう!
*「わたし」を使っても、これじゃ「わたし」のことしか考えていない、お客さまのことを考えていないと言われちゃうね。逆効果ですな。これはわるい例。
もちろん、〝社長の顔を載せたから〟成長したわけではなし、〝「わたし」という言葉を使ったから〟業績がアップしたわけでもないはずです。でも、社長が前面に出て、自分の言葉で語りかける会社は商売の基本を大切にする会社。そこに成長の理由があるんじゃないかと筆者は推論しています。
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