町田市の税理士 高橋浩之 です。
某週刊誌に、業種別・資本金別の役員給与・役員賞与の統計をまとめた記事が載っていました。集計元は財務省です。気になったところを紹介しましょう。
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資本金1000万円未満の会社の平均役員賞与は、年に15,000円
15,000円? いちまんとごせんえん? 1年で? よく見ないとびっくりしますね。平均役員賞与、つまりボーナスです。毎月の役員給与ではありませんので、お間違えなく。
*資本金1000万円未満の会社の平均役員賞与は、年に15,000円!
小さい会社は、役員賞与をほとんど支払っていないことがわかります。その理由? 理由は支払っても経費にならないから、ですね。
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意外と順位の高い漁業
資本金1000万円未満の会社で、平均役員給与がいちばん高い業種は、自動車やその部品関連の製造業です。そんな中で目をひくのは、漁業が第4位にランクインしていること。これはちょっと意外な感じがしませんか?
*資本金1000万円未満の漁業の平均役員給与は、そのカテゴリーで第4位!
はやりのインターネット関連業種を抜き去ってのこの順位。おそるべし、漁業。
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意外と順位の低い銀行
銀行の給与は高い。こんなイメージはありませんか? でも、この統計によると銀行業の平均役員給与は高くありません。というよりも低い。業種別の順位だと下から数えたほうが早いくらいですから。
*銀行のえらい人の給与は意外に低い(?)
資本金10億円以上のカテゴリーで、トップの自動車やその部品関連の製造業のおよそ60%の水準です。
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