町田市の税理士 高橋浩之 です。
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あなたの会社は格付けされている
あなたの会社は格付けされています。だれから? それは銀行から。もちろん、銀行には預金しかしていないよ。こんな会社は関係ありません。おカネを借りるために銀行の決算書を出している会社が格付けされるのです。
格付けされて、あるランク以下に区分されると、あたらしい借り入れは期待薄になってしまう。これが現実・・・
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会社の格付けにはふたつの潮流がある
銀行がする格付けには、ふたつの潮流があります。ひとつは、決算書だけでするもの。決算書に載っている数字によってのみ評価・格付けします。情実が入る隙はいっさいありません。
*決算書の数値のみで評価する。情実の入る余地なし!
もうひとつは、業界の動向・将来性、社風、社長の経歴や人となり ──構想力・事業展開力・計数把握能力・個人資産── そんなところで評価する方法。こちらは、数字に表れにくい世界ですね。
*こういった数字に表しにくいところでの評価・格付けもある
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ふたつの方法のうち、重きをおかれるのは決算書
数字だけで評価する方法と、数字に表しにくい要素で評価する方法。どちらに重きが置かれるかというと、前者の比重が70%~80%です。つまり、これは、格付けはほぼ決算書の数値のみで決まってしまうことを意味します。
いまはよくなくても(⇒決算内容はよくなくても)、会社や社長の持つ潜在的な力や将来性を評価してもらいたい。〝これまで〟ではなく、〝これから〟を重視してほしい。こうおもっている社長はすくなくないでしょう。でも、現場はそうではなく、決算書至上主義。
どうにかならない? 銀行のえらい人。
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