町田市の税理士 高橋浩之 です。
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税金は1円でもホニャララ
「税金は1円でもホニャララ」こんな言い回しがあります。ホニャララにはいるのは、「安くしたい」であったり「安くしてほしい」あるいは「安いほうがいい」「安くするためにはどんなことだってする」などなど。でも、こころの中ではそうおもっていても、
●パブリックな席で、
●大っぴらに、
●個人的見解として、
口にするのは、やめておいたほうが無難です。
*パブリックな席で大っぴらに個人的見解としてこんなことを言うのは、やめたほうがいい
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税金を1円だけ安くすることはできない
では、実際のところどうなんでしょうかねぇ。文字どおり、税金を〝1円だけ〟安くする。こんなことはできるのでしょうか。
どんなに、1円だけ安くしようとおもってもそれはムリです。理由は、税金は支払うときに端数処理をするから。100円未満は切り捨てにします。999円と出てきた税金も、実際に支払うときは100円未満切り捨てで900円になる。1,000円のつぎに少ない税金は、999円ではなく900円。国は1円だけ安くすることを許してくれないんですね。
ということで、今後は「税金は100円でもホニャララ」に。
──でも、なんとなくこの言い回しは締りがない気がする。1円のほうがしっくりきます。もともと〝1円〟は少なくしたいことの単なる喩え・比喩ですからね。野暮でした。やはり今後も「税金は1円でもホニャララ」でいきましょう!
*今後も「税金は1円でもホニャララ」で!
100円未満を切り捨てにするのは、支払うときだけです。還付されるときは1円単位まで振り込まれますので。念のため。 |
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