町田の税理士 高橋浩之 です。
■■■
AIが財務分析を代行
某地方銀行が、貸し出し先の会社の財務分析を人工知能(AI)に代行させるシステムを導入するとの報道がありました。会社の基礎的な項目に大きな変化があった。そんなときに、AIが瞬時に銀行とその会社に、その情報をお知らせするとのこと。
もちろん、そのためには会計の情報がかかせません。ある会計ソフトメーカーとの共同開発のシステムのようです。実際の流れを想像すると・・・、
■■■
自社の状況を常時監視されるシステムをよしとするか
会社が会計ソフトにデータ入力
↓
データがサーバーに蓄積される
↓
サーバーのデータを銀行のAIがチェック
↓
大きな変化があれば銀行に知らせる
銀行のメリットは、いままで財務情報のやり取りや分析にかけていた時間を節約できる。結果、他の業務に時間を回せる。会社にしてもAIからの情報をうまく活用できれば、大きなメリットになります。
銀行、会社のそれぞれにメリットあり。ただ──、自社の状況をリアルタイムで、会計事務所など第三者のチェックを経ずに、銀行に監視(?)されるようなことにもなるシステム。会社はそれをよしとするか。
*下の「いいね!」ボタンなどを押していただくと、とても励みになります。
少しでも「へぇ」と思ったかたは、どうぞよろしくお願いいたします。