町田の税理士 高橋浩之 です。
最近「健康経営」なる言葉を聞くようになりました。うむ、健康経営。そりゃ、健康によさそうだわい。ところで、健康経営っていったい?
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社員の健康なくしてなぜ会社が健康でいられようか
古くから、会社経営に欠けざるものとして「ヒト、モノ、カネ」なんて言い方をします。そのうち、ヒトに着目、社員の健康増進を通じて会社の業績を高めようというのが健康経営です。会社は人材で成り立っている。社員の健康なくしてなぜ会社が健康でいられようか。←こんな考え方ですね。
政府もその取り組みの一環として、「健康経営優良法人」の認定制度なるものをつくりました。民間でも独自の取り組みを始めたところも。たとえば、社内に遊歩道をつくり、社員に歩数を増やすよう呼びかけたり。たとえば、立ったまま事務作業をするようにしたり(座っているより血行がよくなるらしい)。
*経費削減と社員の健康増進。一石二鳥をねらって、最近、我が社の海外出張はもっぱらこの方法ですわ。
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健康経営優良法人はブラック企業でないことの証し
日本商工会議所の調査によると、なんと6割の企業が人手不足感を感じているんだとか。なかなか新しい人材が集まりづらいこんな時代。今いる社員に長く働いてもらうのが一番です。そのためには、社員が心身ともに健康でなければならない!
「健康経営優良法人」になれば、それは裏返せばブラック企業ではないことの証し。そりゃそうだ。社員の健康に気を配る会社がブラック企業なんて、それじゃブラックジョークにもなりません。ということで、健康経営優良法人は、求職者に安心感をあたえてくれる。集まりづらい人材が集まりやすくなるかもしれません。
健康経営優良法人のキーワードは、〝隗より始めよ〟。まずは、経営者が健康経営の促進を表明し、自身が健康診断を受けることが最初の一歩になります。
*健康経営優良法人への第一歩は、健康経営宣言と社長自らの健康診断から。
気になるかたは、制度の中身を知ることから始めてはいかがでしょうか。
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