町田の税理士 高橋浩之 です。
最近、司法書士さんに会社の登記をお願いしたときのこと。この会社名なんて読みますかのとの質問が。はて? ふつうに読めそうな会社名だが・・・。それに、今まで難読社名の会社であってもそんなこと聞かれたことなかったのに。さては、制度が変わったかな。
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会社登記にフリガナが必要になった
じつは、今年(2018年)3月12日以降は会社関係の登記をする際、会社名に〝フリガナ〟をふらなければならなくなったんですね。そのフリガナは、法人番号(会社版マイナンバー)公表サイトで公表されます。ただし、いわゆる登記簿謄本には記載されないとのこと。
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それは世界最先端のIT国家を創造するため⁉
そのココロは「世界最先端IT国家創造宣言・官民データ活用推進基本計画」を実現するためらしい。それは電子政府を目指す国のIT戦略。その計画を実現するための一環として、会社が活動しやすい環境を整えなければならん。そのためには・・・そうだ! 会社名にフリガナ表記をしてそれを公表すればいいじゃん!
こんな趣旨のようです。会社名にフリガナをふれば、会社が活動しやすくなるかよくわからないし、それが〝世界最先端〟のIT国家の創造とどうつながるかもピンときませんが───。でも、なんとなく心意気は伝わってくるような気がしないでもない(←本当かいな)。
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でも、やっぱりキラキラ社名対策か
要するに、読みにくい名前の会社名もみんながちゃんと読めたほうがいいよね。そのほうが、いろいろがスムーズにいくはずだ。と、こういうことなら、やっぱりキラキラ社名対策?
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