町田の税理士 高橋浩之 です。
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娘が修学旅行の作文を書くと言ったので・・・
「原稿用紙ある?」わが家の娘、小学6年生が家でこんなことを言っていました。最近、修学旅行に行ったので、その作文を書くことになったらしい。うむ。なるほど。修学旅行の作文ね。旅行記みたいなものだな。ここはひとつ親としてアドバイスをしておこう。こう思った私は、娘に威厳を示しつつ言いました。
───娘よ。そういった作文は時系列で書いたらダメだぞ。クライマックスから書き始めなさい。いちばんおもしろかったこと、もっとも印象に残ったことから書き始めるんだ。そうすると、読んでもらいやすいから。
*んっ? 学校の先生は、どんな作文だって読んでくれると思うぞ
なんとなくピンときていないようすの娘。そこで、さらにこう付け加えました。
───たとえばさ、「朝起きました。ごはんを食べました。集合場所に行ってバスに乗りました。となりはホニャララ君で、いびきがひどかったです。」こんな風に時間順に出来事を書いていくなんて、そうだな、まるで小学生の作文だろ?
〇〇(自分の名前)、小学生なんだけど。そういうと娘はドライヤーで髪を乾かし始め、私は所在なげに佇んだあと、そそくさと寝る準備を始めましたとさ。
『旅の手記を、旅立ちから書かずに、おもしろい部分から書けるようになること。それが「読み手の立場に立って書くこと」なのです。』───いますぐ書け、の文章法(堀井憲一郎)より───。 |

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