町田の税理士 高橋浩之 です。
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租税教室で伝えられないこと
───世の中には人にはいろいろな人がいて、いろいろなことがある。気ままな独身の人もいれば、家族の生活を収入面で支えている人もいる。いつまでも健康とは限らない。病気やケガでお金がかかることもある。思わぬ犯罪に巻き込まれて損することだってあるかもしれない。税金はそんな「いろいろ」に配慮している───
私たち税理士が先生役になって、小学校で租税教室を開催することがあります。小学生相手に、税金のプロである税理士が税金のことを話すんですね。私も年に数回教壇に立ちます。そのときに、どうにか税金の持つ配慮の精神(?)を伝えられないか。
そう思い立って、フレーズを考えてみたところ・・・
■■ 病気がちの人の税金は少なくなる
*おとなの人へ:このとき受けられるのは「医療費控除」
■■ 親の面倒をみている人の税金は少なくなる
*おとなの人へ:このとき受けられるのは「扶養控除のうち、同居老親等控除」
■■ 盗難にあった人の税金は少なくなる
*おとなの人へ:このとき受けられるのは「雑損控除」
■■ 家族の面倒をみている人の税金は少なくなる
*このとき受けられるのは「配偶者控除」「扶養控除」
■■ 将来のことを考えている人の税金は少なくなる
*おとなの人へ:このとき受けられるのは「社会保険料控除」そのココロは? 社会保険料控除は、将来のために国民年金保険料などを支払っている人に適用されるのです。
せっかく考えてはみたけれど・・・毎回毎回時間が足りなくなって、このくだりにたどり着く前に終了のチャイムが鳴ってしまうのです。
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