町田の税理士 高橋浩之 です。
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会社にとっては、売掛金は多いほうがいいですよね
会社には売掛金なるものが発生します。
売掛金───売上代金の未回収金のことですね。売ったけど、まだもらっていない。これからもらえるお金、それが売掛金です。売掛金は会社の資産になります。
ということは、売掛金は多いほうがいいですよね。だって、お金がもらえる権利だから。売掛金があれば、将来お金がもらえる。それは多いほうがいい・・・でも───
もし、あなたの商売が、払ってからもらう商売だったらどうでしょう。典型的にはモノを売る商売です。買って(支払って)から、売って代金をもらう商売。

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売掛金が多くなると商売が続かない
この商売で売掛金が多いということは、支払いのためのお金も多く必要だったということ。んっ? 支払いはいつでしたっけ? そう、お金はもらう前でしたね。ということは、売掛金が増えていくと───支払いばかりが先行するわけで、お金が続かなくなります。お金が続かなければ商売が続かないじゃないか!

売掛金はお金をもらえる権利。こう考えるとあったほうがいい(あるいはあったっていい)ように思えるけど、そうではないようでした。会社の売掛金は多くないほうがいいんですね。
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