町田の税理士 高橋浩之 です。
会社には、夜、安心して眠れるだけの預金残高が常にあって欲しい。かっこよく言うと、手元キャッシュは厚くしておきたい。これは、多くの社長の望みでしょう。
会社の預金残高を増やす方法は、3つしかありません。借りる。もらう。利益を出す。この3つです。───さて、あなたがとるべき方法は?

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借りる
借りたお金は返さなければならない。もちろん利息をつけて。お金を借りることのみで預金残高を維持しても、それはいつか破綻します(←あたりまえですね)。おっと、その前に───常にお金を貸し続けてくれる相手なんていません。お金を借りることで、通帳の残高を一定額にキープし続けるのは現実的ではない。
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もらう
資本金として入れてもらえば、ひとまずは返す必要がありません。その限りにおいてはもらったと同じこと。預金が増えて返済不要。そりゃいいね!よし、そうしよう!と、こういきたいところですが───常に資本金を入れ続けてくれる人なんていません。これも現実的ではありませんね。
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利益を出す
最後は、利益を出す。3つのうち、これだけは ”常に” が可能です。創意と工夫、プラスそれを実行するための勇気があれば、金額だって青天井の可能性あり。もちろん、ホニャララ円以上の利益を出したらいかん、なんて決まりはありません。利益はいくら出しても怒られない(税務署は税金を納めろというけれど)。
利益は、いつかキャッシュになります。
ということで、夜、安心して眠れるだけの預金残高がほしければ、利益を出すこと。これがあなたがとるべき方法です。もちろん、利益を出す過程においてはお金を借りたり、あらたな資本金を入れてもらうこともあるでしょう。でも、それは利益を出すという目的を達成するための手段にすぎません。
通帳の残高を増やすには、利益を出す。←これしかない!

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