社長の為のじょりじょりわかる!税理士ブログ

ややこしいことを、ややこしくなく

これも一種の刷り込み? ──基礎控除編── の巻

町田の税理士 高橋浩之 です。



雛は、生まれて初めて目にした動くものを親と認識する。こんなことを聞いたことありますよね。刷り込みといわれるものです。同じようなことが、鳥だけではなく人にもあるようで───

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相続税の刷り込み

相続税に基礎控除なる控除があります。最初に覚えた基礎控除は、<4,000万円+800万円×相続人の数>と計算するものでした。その後、4,000万円が5,000万円に、800万円が1,000万円に。でも、最初に覚えたほうが強く印象にのこっていて、なかなかあたらしい基礎控除に馴染めなかった。これも一種の刷り込みですかね?

その後、呪縛が解かれ、ようやくあたらしい基礎控除が身についたかと思ったら・・・しばらくして、5,000万円が3,000万円に、1,000万円が600万円に変わりました。この変更にもすぐには馴染めなかった。当初は、まず、頭の中で前の基礎控除を計算。その後、それを六掛けするというややこしいこと(もちろん結果はおなじ)をしていました。

かように、人にも刷り込みがあり、それが解かれるのには時間がかかる・・・

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*あたらしい基礎控除を覚えるための瞑想(必死)

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所得税の刷り込み

所得税にも基礎控除なる控除があります。それが、本年分(2020年分)から変わる。38万円が48万円になるんですね。しかも、なんと(!)人によっては減ることもあるというややこしいことに。

所得税の基礎控除は、一律38万円という時代が長くつづいてきました。

“長く” ということは、それだけ刷り込みも強力だということ。解かれるのにも、それなりの時間がかかるんでしょうかねえ。課題は、48万円という金額ではなく、人によって減るというほうです。”だれでも一緒” というのは、かなり手ごわい刷り込みですから。

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*さらに必死




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