町田の税理士 高橋浩之 です。
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2期比較試算表の配列にちがいがあった!
試算表というものがあります。聞いたことありますよね。いわば、年度の途中における仮の決算書。社内での現状確認のためのほか、融資の際に銀行から提出をお願いされることが多い書類です。
試算表では、2期比較という形態がよく用いられます。たとえば、2021年7月の試算表と前年同月の試算表を横に並べて一覧形式にする。前期との比較ができるというわけです。
試算表のいちばん左の列には、勘定科目が並びます。たとえば、売上高、仕入高、給与手当等々。右隣の列は、わたしが使っている会計ソフトでは、当期の数値の列です。で、その右の列が前年同月の数値。さらにその右列には、両者の差額が表示される(試算表の損益計算書科目の場合)。

これが正統派の配列だと思っていました。ところが─────べつの会計ソフトから出てきたのは、なんと! 当期と前期が逆。つまり、勘定科目のとなりが前期の数値で、その右に当期の数値が載っている。これは、ズッコケる。いつもの癖で、当期と思って見ているのが実は、前期の数値で、前期の数値だと思っているのが、当期のそれ。
どちらかに統一してくれなんていうのは、だれにお願いしたらいいかわからないし、土台ムリなこととはわかっているけれど・・・・・どちらかに統一してください。となりに何があるのかわからないのは混乱します*1ので。もちろん、わたしが馴れている方式に。
*1:*となりに~~混乱する
さっきまで、となりに座っていた知人が席を立ち、べつの人が座った。そうとは知らずに話しかけたら、知らない人でびっくり。これはお互いに混乱する。できることならこういうことは避けたいものだ。