町田の税理士 高橋浩之 です。
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丑から寅へ
あたらしい年になりました。遅ればせながら今回が2022年最初の投稿です。
昨年(2021年)の干支を覚えていますか? ・・・・・すぐには出てきませんかね。丑が正解です。干支なんて、年賀状の図柄を考えるときしか気にしませんからそれも当然。
牛には、ゆっくり、のんびりといったイメージがあります。とはいえ、現代は万事が迅速、スピード重視の時代です。急げや急げ、やれ急げ。のんびりしていたら、取り残されるぞ。牛のようには生きにくい世の中かもしれませんね。そんな牛から連想される言葉があります。バングラデシュに伝わるものです。1年間お世話になった(?)牛に感謝を込めて、それを紹介しましょう。
さて、今年は寅年です。
「虎を描いて猫に類す」。こんな成句があります。あまり、なじみはないですよね。意味は────勇猛な虎を描こうとして、猫のようになってしまう。転じて、力量のない者がすぐれた人のまねをして、かえって軽薄になることのたとえ。また、目標が大きすぎて失敗することのたとえ。
ほんとうは、「猫に類す」ではなく、「狗(いぬ)に類す」だといいます。まあ、それはともかく、要は、身の丈に合ったことをしましょうという戒めです。

特別なことをしなくてもいい。自分の身の丈に合ったことをただ続けるだけ。もしかしたら、それが並外れた結果にむすびつくかもしれません。
ウォーレン・バフェット(アメリカの著名な投資家。別名「オマハの賢人」)
